​ ​ ​ RISE対K-1の全面対抗戦が勃発! 来る6月19日に東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』では那須川天心VS武尊の「世紀の一戦」が争われるが、同イベントでは注目の対抗戦が8試合行われる。そのなかには王子・…


 RISE対K-1の全面対抗戦が勃発! 来る6月19日に東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』では那須川天心VS武尊の「世紀の一戦」が争われるが、同イベントでは注目の対抗戦が8試合行われる。そのなかには王子・白鳥大珠の名前も。今回は会見を終えたばかりの白鳥に、待望のK-1勢との一騎打ちへの意気込みを聞いた。(取材・文=“Show”大谷泰顕)

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――先ほど会見を終えたばかりなんですけど、白鳥選手は一人だけ、凄いですね。
「衣装ですか?」

――ええ。一人だけ、ドレスアップ度が際立っていました。
「この衣装は、ドラマ『花より男子』の道明寺司が実際に着用したものです」

――道明寺司って、どなたが演じていたんでしたっけ?
「松潤(松本潤)です」

――あ、嵐(ジャニーズ)の! サイズは一緒だったんですか?
「ほぼ一緒でしたね。ちょっとキツかったですけど」

――それは凄い。しかし、ホント白鳥選手だけ、格闘家じゃないような感じがしました。
「これで歩いていたら格闘家じゃないですよね(笑)」

――そんなところで、ズバリ今の心境は?
「今までとは違いましたね。(対K-1は)楽しみですね、やっぱり。それだけですね」

――以前からK-1との対抗戦は望んでいたと思うんです。
「言いましたからね、2019年の大晦日に、リング上からマイクでそう言って」

――それから2年以上経ちました。
「やっと来たなっていう」

――実際、今回の対戦相手のゴンナパー・ウィラサクレック選手と向き合ってみて、どう思いましたか?
「いやもう、強そうだなと思ったッスね、普通に。向かい合っても。実際、試合を見ていても強いですしね。生物的に強そうです」

――今回は外国人が相手ですけど、K-1のなかでは、誰と闘いたいとかってあったんですか?
「会見で、向こうも言っていたんですけど、レオナ・ペタス選手とか」

――そう言っていましたね。
「(ペタス)かなと思っていたんですけど、つい数日前に、あ、違うんだと」

――今回の相手になったゴンナパー選手はムエタイ出身で、実績のあるK-1選手です。
「日本人選手とやりたかったッスけどね。ま、でも本当に強い選手なので、ここを倒したら美味しいですよね」

――プロフィールを見ると、ムエタイの選手だから100戦以上の戦歴がありますね。
「今回はRISEルールなので、ゴンナパーはRISEルールのほうがやりやすいんじゃないですか? キャッチがあって」

――K-1だとキャッチができないルールですもんね。
「だからゴンナパーにとっては、やりやすいんじゃないですかね。そうなるとK-1のリングよりも強いゴンナパーが来ると思いますね」



――もちろんKOでとは思っているでしょうけど、どういう試合をしようと思っていますか?
「もうケンカッスね」

――おお!
「試合をしに行くじゃなくて、ケンカしに行く気持ちで、今回K-1との対抗戦だし、いつもとは気持ちも違いますよね」

――白鳥選手が「ケンカ」なんて言うと、ちょっとイメージと違いますよね?
「過去にケンカをたくさんしていたわけじゃないですけど、そういう気持ちッスね」

――今日の会見を経て、もちろんスイッチが入ったと思うんですけど、まず最初にオファーをされた時は?
「うーん、相手を何も聞かされていなかったので」

――そんな感じだったんですね。
「やりたい相手も、とくに出てこなかったし。でも、(このイベントに)出られるのは本当にありがたいですね。東京ドームで、しかも満員になると思うし。そんな機会ってもうないのかなと思っちゃいますね」

――前回の試合(4月2日、東京・代々木第一体育館での秀樹戦)は判定で勝ちましたけど、白鳥選手らしくないスッキリしない勝ち方でした。
「そうッスねえ……」

――他の選手は、勝つと次々に対K-1をマイクアピールしていたのに、白鳥選手はしなかった。
「俺もKOして言うつもりだったんですけどね」

――その辺はわきまえているなっていう感じは凄くしたんです。
「だから、自分ではチャンスを逃しちゃったかなとは思ったんですけど、今回出させてもらえるってことで、前回見せたものとはまったく違うものを見せたいと思っています」

――ほかの試合で気になるものはありますか?
「全試合気になりますね。気になるっていうか面白そうですね」

――芦澤竜誠選手とYA-MAN選手の間でひともんちゃくあると思ったけど、やっぱりあったっていう。
「ひと試合くらいあってもいいんじゃないですか?」

――この間、話を聞かせてもらった時に、『YAーMANはかわいい』と言われていましたけど、今回の会見で、それがわかった気がしました。
「まあ、そうですね(笑)。かわいいッスね」

――前回の試合を振り返ってもらうと、反省点はなんでしょうかね?
「うーん…、1ラウンドの初っ端にカーフを蹴ってきたので、ちょっと意識しすぎちゃったんですよね。それで踏み込んでパンチを打つのを警戒しちゃったんですよね。だからなかなか前に出られなくて。あとは気持ちの問題ですね。メンタルですね」

――メンタルですか。
「行かなきゃいけなかったのに、行けなかったっていう。まあ、悔しかったッスねえ」

[文:Show大谷泰顕]

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