「ムトゥア マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/5月7~14日/賞金総額543万9350ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝が行われ、前年の優勝者で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第4シード…

「ムトゥア マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/5月7~14日/賞金総額543万9350ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝が行われ、前年の優勝者で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第8シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、パブロ・クエバス(ウルグアイ)がベスト4進出を決めた。

 ナダルが第9シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を7-6(3) 6-2で、ティームがラッキールーザーから勝ち上がってきた20歳のボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-1 6-4で、クエバスは20歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を3-6 6-0 6-4で破っての4強入り。ジョコビッチは対戦相手だった第6シードの錦織圭(日清食品)が右手首の故障で棄権したため、不戦勝で勝ち上がっている。

 準決勝ではジョコビッチがナダルと、ティームはクエバスと対戦する。ジョコビッチとナダルの対戦はこれで50回目となり、過去の対戦成績はジョコビッチから26勝23敗。現在ジョコビッチの7連勝中で、ナダルが勝ったのは2014年の全仏オープン決勝まで遡る。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「ムトゥア マドリッド・オープン」で準決勝に進出したラファエル・ナダル

Photo:MADRID, SPAIN - MAY 12: Rafael Nadal of Spain in action during his match against David Goffin of Belguim during day six of the Mutua Madrid Open tennis at La Caja Magica on May 12, 2017 in Madrid, Spain (Photo by Clive Rose/Getty Images)