■テーオーロイヤル
【中間調整】昨年秋に条件戦を3連勝。その勢いに乗って臨んだ今年2月のダイヤモンドSも2馬身半差の快勝を収め、破竹の4連勝で重賞初制覇を果たした。そこから2カ月半の間隔を取り、天皇賞・春への直行は予定通り。宇治田原優駿ステーブルでの放牧を挟み、3月26日に栗東へ戻っている。27日に初時計となる坂路15-15、4月3日も15-15と当初はゆったりとした調整ペースだが外厩で大方仕上げているため、これぐらいで問題ないということだろう。前走時も似たようなペースだった。4月6日から併せ馬を開始し、徐々に気持ちを乗せていく。1週前のCW追いではまったく楽な手応えのまま一気にギアを上げ、ラスト1F11秒1(馬なり)という圧巻の切れを見せた。
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【最終追い切り】1週前の時点で負荷は十分。レース当週は坂路で菱田騎手が折り合いを確認する程度というのは前走時と同様だ。時計は平凡で前走時より遅いが、今回馬場状態がかなり悪かったことを考えれば問題ない。渋った馬場に脚を取られながらも失速せず、馬なりのまま後傾ラップを刻めたあたり非凡なパワーとスタミナの証明と言える。
【見解】外厩との連携が緊密に取れているようで、5カ月ぶりの4走前、そして3カ月ぶりの前走と休み明けでしっかり結果を残してきた。今回もそれを踏まえて、狂いのない調整ができている。2週前、1週前のCW追いで見せたド迫力の伸び、そして今週の落ち着きぶりと申し分のない仕上がり。ハンデ戦で54キロだった前走から、自身初経験となる58キロとなるのがどうかだが、デキの良さであっさり克服していい。“2強”以上の着順に期待。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
















