不本…
不本意な1年を送ったロサンゼルス・レイカーズ。フランク・ボーゲル監督の解任に始まり、来シーズンに向けた改革は待ったなしと思われる。
カーメロ・アンソニーも2021-22シーズンをもって再びFAになる。しかし、キャリア19年目を終えたベテランは自身の進退について明確なビジョンを持っていない様子だ。
「まだ分からない。現時点では来シーズンのことは何も考えていないんだ。本当だよ。何が起こるのか、自分がどこにいるのか考え始めてもいない」
一瞬、引退の可能性も過るかもしれないが、そのオプションは考慮の範疇外にあると見る。昨シーズンポートランド・トレイルブレイザーズで13.4得点、3ポイントシュート成功率40.9パーセントを記録したベテランスコアラーは、今シーズンも同13.3得点、3ポイント成功率37.5パーセントとベンチプレーヤーとして安定したスタッツをマーク。ホームゲームに限定すると、3ポイント成功率は42.7パーセントと非常に高確率で、不調に喘ぐレイカーズはアンソニーの勝負強さに助けられた部分も少なくなかった。
レイカーズが第一候補と見られるも、他球団も関心?
『Heavy.com』は、こうした理由からレイカーズに戻ることが、アンソニーの最も現実的なオプションという見解を示している。NBAのとある情報通によるとアンソニーはロサンゼルスに住み、ロサンゼルスでプレーすることに心地よさを感じており、ロスターとコーチ陣を刷新して盟友のレブロン・ジェームズとともに再びチャンピオンリング獲得を目指すことを望んでいるという。
また、アンソニーの去就の話題になると必ずニューヨーク・ニックスが新天地の候補に挙がるが、イースタン・カンファレンス所属の某ゼネラルマネージャーは、古巣に獲得する理由がないと感じているようだ。
「キャム・レディッシュ、ジュリアス・ランドル、RJ・バレット、エバン・フォーニエ、オビ・トッピンがいるロスターに、メロを戻す意味はないでしょう。分単位で選手を交代をしなければなりません。彼らのいずれかが移籍すれば、メロがフィットするのは明らかであり、ポジティブな補強になるかもしれません。もちろん、トム・シボドーがケンバ・ウォーカーのように、彼をベンチに置くことが前提ですが」
同GMは、彼がルーツに立ち返ることを望んでいるのであれば、ブルックリン・ネッツも候補になるとコメント。かつて候補地に挙がっていた同球団も、当時とは状況が変わっている。
「地元に戻るのであれば、ネッツが再びポップアップに表示されるでしょう。彼はケビン・デュラントやカイリー・アービングとともに金メダルを獲得しています。2019年にも契約の可能性がありましたが、当時のフロントオフィスはディフェンス面の強化を求めていました。しかし、現在のネッツは、来シーズンの開幕にジョー・ハリスが復帰する保証がない。そのため、3ポイントシューターとしての役割を果たせるカーメロがレイカーズを去るのであれば、双方が関心を持つのは自然なことです」
『Heavy.com』は既出の球団の他に、ダークホースとしてマイアミ・ヒートやボストン・セルティックスにも言及。特に、後者は経験を必要としていることから、ジェイソン・テイタムやジェイレン・ブラウンはカーメロの加入を歓迎するのではないかと推測している。
果たして、稀代のスコアラーは来シーズン何色のジャージに袖を通すのだろうか。いずれにせよ、彼の得点能力と経験を求めている球団からラブコールがかかるはずだ。
文=Meiji