かつてミランで指揮官を務めた経歴を持つアリゴ・サッキ氏が、古巣の戦術を称賛しつつインテルについては低評価を下した。 昨シ…

かつてミランで指揮官を務めた経歴を持つアリゴ・サッキ氏が、古巣の戦術を称賛しつつインテルについては低評価を下した。

昨シーズンを2位で終えたミランは、ステファノ・ピオリ監督の下で3シーズン目を迎えた今季も好調を維持。久々の出場となったチャンピオンズリーグ(CL)こそグループステージ敗退となったものの、セリエAでは開幕から12試合無敗とするなどスクデット争いを繰り広げ、34試合を消化した現時点で1試合消化試合の少ない2位インテルに2ポイント差をつけての暫定首位に立っている。

サッキ氏はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』にて、DFシモン・ケアーやFWズラタン・イブラヒモビッチら多くの負傷者を出しながらも気概を見せているミランを称賛。欧州のトレンドに合ったサッカーができていると分析した。

「ミランは最強のチームではないが、アタランタと並びヨーロッパのサッカースタイルにもっとも近いと思っている。彼らはより国際的な精神を持っている」

「ミランのチームスピリットについては、他のチームに真似できないものだ。一方、インテルはより強力なチームを持っているが、彼らのやるサッカーはまだ1960年代から抜け出せていない」

「ミランは若い選手と、多くのことを成し遂げてきた数人のベテランで構成されている。ズラタン・イブラヒモビッチは年齢的にもはや偉大な選手ではないが、偉大な男であることに変わりはない」

「無名の選手を中心にチームを作り、バランスをとっているクラブは称賛に値するだろう。彼らはあの熱意、サッカースタイルを失ってはならない」

一方で、サッキ氏は現在セリエAで2位につけるインテルの戦い方については酷評。チームを率いるシモーネ・インザーギ監督は、より戦術をアップデートさせる必要があると断じた。

「インテルはあのサッカーで良くやっているとは思う。だが、あれは国際レベルでは役に立たない時代遅れのスタイルだ」

「S・インザーギはより近代的なサッカーに参加したいなら、もう一歩踏み出す必要がある。イタリア代表がそうであったように、革新的で勇気のあるサッカーをすることこそが、国際レベルで勝利する志につながるのだ」