Jリーグは26日、2022シーズンのホームグロウン選手に関して、各クラブの登録人数を発表した。ルールを遵守していないチー…

Jリーグは26日、2022シーズンのホームグロウン選手に関して、各クラブの登録人数を発表した。ルールを遵守していないチームもあり、2023シーズン以降に処分が下される。

ホームグロウン制度は、2030フットボールビジョンに向けて各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に2019シーズンより導入したものだ。

2021シーズンまではJ1のみに採用されていたが、2022シーズンからはJ1で4名、J2とJ3で1名の登録が義務として定められていた。

ホームグロウン選手の定義は、「12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、特定のJクラブの第1種、第2種、第3種又は第4種チームに登録された期間の合計日数が990日(Jリーグの3シーズンに相当する期間)以上である選手」とのこと。つまり、ユースはジュニアユース、ジュニアなどのJリーグクラブの下部組織に3年以上所属している選手を指し、2種登録や特別指定選手は含まれない。

4月1日時点で登録されたホームグロウン選手数は、J1からJ3まで合わせて266名。J1で最も多いのは柏レイソルとサンフレッチェ広島の15人、次いでFC東京の12人、J2では東京ヴェルディが12人で最多で大宮アルディージャが10人で次点、J3では松本山雅FCと愛媛FCの5人が最多となっている。

2022シーズンで不遵守となったのは、J2のいわてグルージャ盛岡とザスパクサツ群馬、J3の福島ユナイテッドFC、SC相模原、藤枝MYFC、テゲバジャーロ宮崎の合計6クラブ。いずれも1人もホームグロウン選手がいない状況となった。

この6チームに関しては、Jリーグの登録人数である25名の枠が1つ削減され、2023シーズンは24名の登録となる。

◆J1合計:157人

北海道コンサドーレ札幌:10人

鹿島アントラーズ:10人

浦和レッズ:5人

柏レイソル:15人

FC東京:12人

川崎フロンターレ:7人

横浜F・マリノス:7人

湘南ベルマーレ:7人

清水エスパルス:10人

ジュビロ磐田:11人

名古屋グランパス:6人

京都サンガF.C.:7人

ガンバ大阪:7人

セレッソ大阪:9人

ヴィッセル神戸:8人

サンフレッチェ広島:15人

アビスパ福岡:7人

サガン鳥栖:4人

◆J2合計:77人

いわてグルージャ盛岡:0人

ベガルタ仙台:2人

ブラウブリッツ秋田:2人

モンテディオ山形:3人

水戸ホーリーホック:1人

栃木SC:4人

ザスパクサツ群馬:0人

大宮アルディージャ:10人

ジェフユナイテッド千葉:5人

東京ヴェルディ:12人

FC町田ゼルビア:1人

横浜FC:5人

ヴァンフォーレ甲府:2人

アルビレックス新潟:7人

ツエーゲン金沢:2人

ファジアーノ岡山:2人

レノファ山口FC:1人

徳島ヴォルティス:6人

V・ファーレン長崎:2人

ロアッソ熊本:4人

大分トリニータ:5人

FC琉球:1人

◆J3合計:32人

ヴァンラーレ八戸:1人

福島ユナイテッドFC:0人

いわきFC:1人

Y.S.C.C.横浜:3人

SC相模原:0人

松本山雅FC:5人

AC長野パルセイロ:2人

カターレ富山:1人

藤枝MYFC:0人

アスルクラロ沼津:2人

FC岐阜:2人

ガイナーレ鳥取:2人

カマタマーレ讃岐:3人

愛媛FC:5人

FC今治:2人

ギラヴァンツ北九州:2人

テゲバジャーロ宮崎:0人

鹿児島ユナイテッドFC:1人