ロッテ佐々木朗希投手(20)を往年のレジェンドなら、どう攻略するのか。160キロ台の直球と、150キロ近いフォークを武器に開花した「令和の怪物」。調子次第では、プロの一流打者が対策してもお手上げ状態だ。名プレーヤーに聞いた「もし佐々木と対戦したら」の言葉に、ヒントが隠されているかもしれない。
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三冠王に3度輝いた元中日監督の落合博満氏(68)は、攻略法についてこう語っている。「真っすぐ一本だけ狙う。全打席。変化球には目もくれません」とキッパリ。「スピード感に慣れることでしょうね。今、日本で160キロ台を投げるのは佐々木くらい。その速さに惑わされているのはあるだろうし、そこにフォークがくる。スピードの緩急という戸惑いは各バッターが持っている。だから、真っすぐか変化球に絞る。どっちかといったら真っすぐ一本の方がいい」とオレ流の狙いを説明した。
プロ野球2038安打をマークした新井宏昌氏(69)は「追い込まれてからのフォークはなかなか打てない。よほどのことがない限り3球連続でフォークはない。真っすぐのストライクを前に飛ばさないと話にならないでしょう」。狙っても打てない真っすぐについては「時には自分の打撃を捨てる勇気も必要。ほとんどの打者は真っすぐに絞って打席に入っているが、それでも打てない。キレのある160キロの直球に対して、強くスイングしてもバットはボールの下を通過する。強い球は強く打たなくていい、ぐらいの気持ちが必要。ポイントを前にしてボールを上からたたくぐらいの小さいスイングが理想」などと話した。
プロ野球525本塁打の清原和博氏(54)は、佐々木について「ほんとにね、とんでもないピッチャーが出てきたなという感じがしましたね。それも2試合連続完全試合達成しそうになった。久々に打席に立ってみたいピッチャーが出てきた」とうれしそう。続けて「イメージとしては、投げる前に振りだす。ほんとに、見てから振ったら間に合わないから。投げる前に、このへん来るなと思って振る。それぐらいじゃないと当たらない。早めに始動して早めに振りだす。あとは(阪神)近本くんくらいバットを短く持つ」と冗談を交じえながら話した。「(メジャー最速の)チャップマン(約169キロ)までいけば多分打てないと思うんですけど、165キロまでは対応できるんじゃないですか」と清原節を炸裂させた。
レジェンドは総じて、真っすぐに狙いを絞るというが…はたして現役選手はどう攻略の糸口を見つけるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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