斬新なFKがゴールを呼び込んだ。 トリックFKといえばどのチームを思い浮かべるだろうか。2014年のJ2では京都サンガF…

斬新なFKがゴールを呼び込んだ。

トリックFKといえばどのチームを思い浮かべるだろうか。2014年のJ2では京都サンガF.C.が横浜FC相手に、複数人がボールを飛び越えてキッカーを断定させない手法を用いた。

FKではないが、第100回全国高校サッカー選手権では高川学園(山口)が「トルメンタ」と呼ばれる"ぐるぐるCK"で話題をさらった。

あの手この手が考案されるセットプレーだが、ロシアでも斬新な手法が生み出されたようだ。

20日に行われたロシア・カップ準々決勝では2部のFCアラニア・ウラジカフカスが1部首位のゼニトと対戦した。格上相手にも先制しながら逆転され、1-2とビハインドで迎えた後半のアディショナルタイム。アラニア・ウラジカフカスはゴール正面でFKを得ると、とっておきの秘策からネットを揺らした。

一見通常のFKだが、ホイッスル後に壁付近やこぼれを狙う選手など全員が相手ボックス内から引き上げ、守備側だけが残されるという練習のようなシュールな絵面に。そこから1人がまたぎ、2人目のニコライ・ジョルゴビアニが直接狙うと、見事な弾道がゴール右隅に突き刺さった。

守備側も決して大きく動揺していたようには見えないが、もしかするとさまざまな可能性が頭をよぎったか、タイミングがずれたか。とはいえ、普通に蹴っても入りそうな見事なFKだ。

劇的な同点弾をたたき込んだアラニア・ウラジカフカスはPK戦の末にゼニトに勝利。ジャイアント・キリングを達成し、ベスト4入りを決めている。

【動画】ロシア・カップで誕生した斬新なトリックFK

Alania [2]-2 Zenit - Giorgiobiani WEIRD FREE KICK 92’ (Russian Cup) #Golazo pic.twitter.com/HTw6yOzEL5

— SportzGlobal01 (@SportzGlobal01) April 20, 2022