阪神は20日のDeNA戦(横浜)に0ー1と敗れ3連敗。延長10回の末、今季3度目のサヨナラ負けを喫した。拙攻の繰り返しで今季5度目の完封負け、借金は15まで膨らんだ。早ければ29日にも自力V消滅の異常事態に虎ファンのストレスも限界だ。
0―0の延長10回、5戦連続無失点だった浜地がつかまった。先頭のソトが振り抜いた打球はふらふらと上がり、そのまま右翼ポール際へ飛び込んだ。早くも今季3度目となるサヨナラ負けの悪夢に首脳陣、選手含め、ベンチで茫然とするしかなかった。
指揮官は「やっぱり打者陣が点を取らないと、というところだと思います」と言葉を絞り出した。
拙攻ぶりが目立つ。初回先頭の中野が二塁打で先制機をつくったが、2番に入った佐藤輝は見逃し三振。続く近本は一ゴロ、4番の大山も三ゴロで無得点に終わった。
さらに3回二死二塁の場面でも佐藤輝が中飛、4回二死一、三塁の好機も豊田が空振り三振に倒れた。8回二死一、二塁の場面では近本が投ゴロとことごとく得点圏をつぶしていては、点が入るはずもない。昨年最多安打記録をマークした近本はこの日の4タコで3戦連続無安打と完全にブレーキとなっている。
矢野監督はチーム状況について「一人一人の状態を上げてこないと。ちょっと三振も多い。なんとか1個のアウトでも進めるってことを重ねていかないと、普通にやっても点が入るっていう感じでは現状ない」と頭を抱える。
一方、つながりを欠く打線の状態に関してはこんな声もある。
「チームの不振が続くときこそ、凡事徹底。この日も投手の小川が3回に犠打を失敗する場面もあったが、できることをしっかりやっていかなければ流れはこない。守備も含め基本的なことを改めて整備すると共に、ベンチワークも機能していないように感じる。個々の調子を上がってくるのを待つだけでは限界がある。不振のときは打者にも『このボール』と指定して、打てなくてもベンチが責任を負うなど、コーチ陣ももっと動くべきではないか」(球界関係者)
注目を集めたのは0―0で迎えた10回の攻撃の場面。二死から足がある熊谷が安打で出塁するも盗塁を試みず、続く中野が三振に倒れ、得点は入らなかった。この場面に関してはベンチがサインを出してでも、熊谷に走らせプレッシャーをかけるべきだったという意見もある。
開幕後、22試合を消化し未だ3勝で首位の巨人とのゲーム差は11・5ゲーム差まで開いた。上がり目が見られないチームにおいてはまずは基本に忠実に、できることから取り組んでいくしかなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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