■4月17日/明治安田生命J1第9節 柏レイソル 0ー2 京都サンガF.C.(三協F柏) 首位争いを繰り広げている柏レ…
■4月17日/明治安田生命J1第9節 柏レイソル 0ー2 京都サンガF.C.(三協F柏)
首位争いを繰り広げている柏レイソルを、京都サンガF.C.が敵地で撃破。勝ち点を15に伸ばし、順位を5位とした。スコアだけでなく内容も完璧で、京都の躍進を感じさせる白星を掴んだ。
新型コロナウイルスの陽性判定を受けた曺貴裁監督を欠いた試合だった。相手は柏レイソル。8試合消化して勝ち点を18まで積み上げており、10試合を消化して勝ち点が20の川崎フロンターレを上回る可能性を秘めた相手だ。
そんな試合で躍動したのはアウェイユニフォームだった。試合開始のホイッスルが鳴ってからわずか39秒で、京都MF山田楓喜がシュート。味方のスルーパスに反応して相手DFの間で受けると、あっという間に惜しい場面を作り出した。
柏に襲い掛かる京都が、サッカーファンを驚かせたのは前半13分だ。柏のハイプレスによって京都は自陣深くでのパス回しを余儀なくされると、京都ゴールすれすれの横パスをバックスタンドからメインスタンドに通すほどだった。あわやオウンゴールあわや相手選手への“アシスト”かと思われたが、最終ラインでなんとかパスをつなぐ。そして右サイドからビルドアップを開始すると、サイドと中央をうまく使いながら前線にボールを運び、最後は荻原拓也がシュート。これがゴールネットを揺らし、先制に成功したのだ。
■「チームを象徴するゴール」
最終ラインから強引なほどにつないで決めたゴールに、SNS上では〈ゴール前の横パスやワンタッチパスを駆使して得点まで持っていった京都は凄すぎる。とても昇格組とは思えないプレーだった〉と賞賛する声が並んだ一方で、現地で観戦したサポーターからは〈京都ゴル裏は「危ねー!危ねーっ!」と一堂で肝を冷やしてた〉という。
当の荻原は、「京都サンガはこういうチームなんだというのを象徴するようなゴールだったと思っています」と誇らしげに振り返っており、チームとしては自信になる得点となったはずだ。
この勝利で、上位陣と肉迫する5位にまで浮上した京都。このこだわりで、さらなる躍進もありそうだ。