4月17日、東京六大学春季リーグ第2週2日目が行われ、明大が20安打の猛攻で東大を16対1で下して連勝。チーム開幕週で勝ち点を獲得した。

打率.667と絶好調の宗山。昨冬には侍ジャパン大学代表候補にも選出された有望株だ

 明大が序盤から東大相手に猛攻を仕掛け、危なげなく連勝を飾った。それでも試合前や試合の入りは「まったくダメだったので、かなり怒りました」と緩んだ空気を田中武宏監督が一喝するほどだったという。
 これが功を奏したのか、明大は2回、一塁手で先発出場した小池悠平(4年・前橋育英)の三塁打で先制に成功するなど5安打で5得点を奪う。さらに3回に小池の二塁打などで6点を追加した。その後も打線の勢いは衰えることなく、8回には代打・岡本伊織(4年・創志学園)がライトスタンドに飛び込む本塁打を打ってダメ押した。

 投げては先発の村田賢一(3年・春日部共栄)が5回を50球2安打無失点無四球でまとめて試合を作ると、その後は下江秀弥(4年・盈進)、石原勇輝(3年・広陵)、松島元希(2年・中京大中京)と繋いだ。7回に石原が押し出しで1点こそ失うも最小失点に留め、チーム全体で計4安打に抑えた。

 2試合で32安打28得点を挙げた明大打線で、特に好調なのは9打数6安打の宗山塁(2年・広陵)。前日の1本塁打を含む2安打に続き、この日は4安打の固め打ちを見せた。
宗山は「次に繋ごうとする意識がヒットになっています」と好調の要因を分析。今年はストレッチを長い時で45分ほど行うなどコンディショニングにも細心の注意を払っているようで「首位打者も狙っているが、ここ一番で打てる勝負強い打者になりたいです」と殊勝に語った。

次週は早大と戦う明大。この勢いで開幕ダッシュを持続させていきたいところだ。

5回は共にセンバツに出場した石崎聖太郎(3年・春日部共栄)とバッテリーを組んだ村田。「大学でもまた組めて嬉しかったです」と振り返った

■明治大vs東京大2回戦
明大 056 030 020=16
東大 000 000 100=1
【明】◯村田、下江、石原、松島-蓑尾、石崎
【東】●小高峯、齊藤、西山、松岡由、金子-松岡泰
本塁打:明大・岡本(8回2ラン)

◎東大・井手峻監督
「球威のある投手はコントロールが悪いのでコントロールの良い投手を使ったのですが・・・やっぱり井澤や西山にしっかりしてもらわないといけませんね。なんとかまずは接戦に持ち込みたいです」

リーグ戦初先発となった小高峯頌大(4年・筑波大附)だったが明大打線に捕まり2回5失点でマウンドを降りた

文・写真=高木遊