プレミアリーグ第33節、サウサンプトンvsアーセナルが16日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、ホームのサウサンプト…

プレミアリーグ第33節、サウサンプトンvsアーセナルが16日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、ホームのサウサンプトンが1-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ外となった。

クリスタル・パレス、ブライトン相手の連敗で5位に転落したアーセナル(勝ち点54)。来週ミッドウィークにチェルシーとのビッグロンドン・ダービーを控える中、14位のサウサンプトン(勝ち点36)とのアウェイゲームに臨んだ。

アルテタ監督は、前節チェルシー戦での0-6の大敗からのバウンスバックを図るセインツとの一戦に向け、先発2人を変更。負傷でベンチ外のラカゼットに代えてエンケティア、スミス・ロウに代わってヌーノ・タヴァレスが起用され、ジャカが左サイドバックから本職のセントラルMFに戻った。

チェルシー戦での大量失点を受け、守備的な[5-4-1]の布陣で臨んだサウサンプトンに対して、アーセナルはサカとマルティネッリを共に利き足のサイドに置く[4-3-3]でスタート。

ややボールが落ち着かない立ち上がりの攻防を経て、9分には右サイドからカットインしたマルティネッリが左足のシュートで最初の枠内シュートを放つ。

以降はボールを握るアーセナル、堅守速攻で応戦するサウサンプトンという構図が明確となる。17分にはアーセナルがエンケティア、マルティネッリ、サカの3トップの連携からゴールに迫るが、ボックス中央でマルティネッリの右からの折り返しに反応したサカの右足シュートはGKフォースターの圧巻のワンハンドセーブに阻まれる。

以降は70%近いボール保持率で相手を押し込むアーセナルだが、中央を締める相手の守備に苦戦。サカとマルティネッリのサイドを入れ替えるなど、戦い方に変化を加えるが、背後へのシンプルな抜け出しやセットプレーを軸とした攻めは不発となる。

すると、前半終了間際の44分にはここまで粘り強く守りながらセットプレー、カウンターでワンチャンスを狙ってきたホームチームの狙いが結実。左CKの二次攻撃からラインを上げようとしたアーセナルの最終ラインとうまく入れ替わったエルユヌシが、ボックス左のゴールライン際で折り返す。これを攻め残っていたベドナレクがゴール前でシュートすると、左の肩口に飛んだボールをGKラムズデールが何とか触るも、そのままゴールネットに突き刺さった。

敵地で先制を許して試合を折り返したアーセナルは、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。前半以上のボール支配率でハーフコートゲームを展開するが、前半の攻防を経て守り慣れた感のあるホームチームの守備に手を焼く。

流れを変えたいアルテタ監督は60分にセドリックを下げてスミス・ロウ、71分にはヌーノ・タヴァレスを下げてペペと攻撃的なカードを切り、ジャカを3バックの左、サカとマルティネッリをウイングバックに配した[3-1-4-2]の布陣でゴールをこじ開けにかかる。

73分には右サイドからのクロスの流れからボックス内で味方が競ったこぼれに反応したスミス・ロウがゴール前で右足のシュートを放つが、枠の右へ向かったボールはGKフォースターにこの試合2度目のビッグセーブではじき出される。

さらに、徐々に疲れが出てきたホームチームに圧力をかけると、81分にはサカ、ウーデゴールに、84分にはジャカと続けて決定機も、その前にフォースターが立ちはだかる。

何とか勝ち点1でも持ち帰りたいアーセナルは、専守防衛のサウサンプトンを前にリスクを冒して攻め続けるが、最後までゴールをこじ開けることはできず。この結果、サウサンプトンに6試合ぶりの白星を献上したアーセナルは厳しい3連敗。勝ち点で並んだマンチェスター・ユナイテッドに得失点差で上回られ、暫定6位に転落。泥沼の状況の中で延期分のチェルシー戦に臨むことになった。