明治安田生命J3リーグ第6節の2試合が10日に行われた。 開幕からここまで勝利がなく最下位に沈むY.S.C.C.横浜は、…

明治安田生命J3リーグ第6節の2試合が10日に行われた。

開幕からここまで勝利がなく最下位に沈むY.S.C.C.横浜は、前節にいわきFCに0-4と大敗を喫したAC長野パルセイロをホームに迎えた。

試合は序盤からアウェイの長野がボールを支配するも、ビッグチャンスを先に迎えたのはYS横浜。43分、吉田のパスでボックス左に抜け出した藤原が中央へと折り返すと、菊谷がフリーで相手GKとの1対1に。しかし、左足で放ったシュートは枠の上に飛んでしまう。

前半終了間際の決定機を逃したホームチーム。試合を折り返してからは立て続けに相手のシュートを浴び、防戦一方となる。

すると、76分に長野が試合を動かす。左サイドを抜け出した杉井が浅い位置からクロスを上げ、山本が右足でシュート。これは相手GKに弾かれるも、こぼれ球をデューク・カルロスが押し込んだ。

先制を許したYS横浜は攻撃陣の活性化を図り、80分に松井を投入。YS横浜のフットサルチームとの“二刀流”という前代未聞の挑戦を行っている元日本代表MFはこれが加入後初出場になった。

86分に敵陣右サイド浅い位置でFKを獲得するとキッカーは松井。柔らかいクロスをファーサイドの宗近が頭で合わせるも、枠の上に外れた。

結局、試合は1-0のまま終了し、勝利した長野が暫定2位に。YS横浜はこれで5連敗となった。

首位の福島ユナイテッドFCと勝ち点で並ぶ3位の鹿児島ユナイテッドFCは、前節にYS横浜に3-0で勝利して今季初白星を挙げたガイナーレ鳥取とホームで対戦した。

試合序盤は静かな展開が続く中、ホームの鹿児島が18分にスコアを動かす。薩川のスルーパスに抜け出した米澤が左サイドの深い位置からグラウンダーで折り返すと、ゴール前で合わせたのは五領。右足のシュートがゴール右に決まり、これが今シーズン初得点となった。

先制に成功したホームチームは前半を危なげなく終えると、後半は追加点を奪いにいく。攻勢を強める中、78分には途中出場の遠藤がボックス手前中央から右足のミドルシュートを狙うが、惜しくも枠の右に逸れた。

その後も鳥取に大きなチャンスを与えることなく1-0のまま試合終了。3ポイントを獲得した鹿児島が無敗を継続するとともに、暫定首位に浮上した。

◆第6節

4/16(土)

Y.S.C.C.横浜 1-0 AC長野パルセイロ

鹿児島ユナイテッドFC 1-0 ガイナーレ鳥取

4/17(日)

《13:00》

ヴァンラーレ八戸 vs カマタマーレ讃岐

福島ユナイテッドFC vs SC相模原

いわきFC vs FC今治

テゲバジャーロ宮崎 vs アスルクラロ沼津

《14:00》

藤枝MYFC vs カターレ富山

FC岐阜 vs 松本山雅FC

ギラヴァンツ北九州 vs 愛媛FC