■ドウデュース
【中間調整】昨年の最優秀2歳牡馬として臨んだ今期初戦は弥生賞。無敗続行に期待されたが、2番手から押し切ったアスクビクターモアをクビ差捉え切れず2着に敗れてしまった。連勝は途切れたものの、初の2000mかつ接触する不利があり、馬体重プラス8キロと先を見据えた状態でもあったことを考えれば上々の滑り出しだったと言える。その後は在厩で調整。レース後しばらくはプール調教で体をほぐし、3月27日の坂路で2F13秒2-12秒5(馬なり)と、重い馬場を苦にせず軽快に伸びたのが中間の初時計。30日にはCWコースに下ろされ、翌週に重賞出走を控える古馬オープン・デゼルをアオる動きを披露した。4月6日、CWでの1週前追いには武豊騎手が騎乗。未勝利馬2頭相手ではあったが、仕掛けられて一気に突き放す圧巻の走りを見せた。
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【最終追い切り】2週続けて負荷を掛けられており、仕上げは既に完了。レース当週はポリトラックで気分良く走らせ、気持ちを整えることに専念した。ゆったりした入りでも力まずリズミカルでブレのない動きを見せ、ラストは滑らかに重心を沈めて加速。いかにもピンと気持ちが張っているような雰囲気を感じさせた調整内容だった。
【見解】弥生賞をある程度緩く作り、逆算して皐月賞でピークに持ってきたような調整過程。2週前、1週前の負荷は申し分なく陣営の想定以上に体調はアップしているようだ。反応面も素晴らしく、仕掛けられると「待ってました!」とばかり首をグンと沈めてギアチェンジできている。攻め気配は文句なし。戴冠を意識できる。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。





















