■キラーアビリティ
【中間調整】前走・ホープフルSでは好スタートから流れに乗ると、直線で抜け出し快勝を収めた。絶妙な立ち回りと鋭い小脚が持ち味で、いかにも中山2000m戦で強そうなイメージがある馬だ。その後放牧に出され、どこかで使う可能性も模索されたようだが、皐月賞への直行が1月末に決定。3月15日に栗東へ戻り、19日にCWで15-15を消化したのが帰厩後の初時計。以降、CWオンリーで底力のボトムアップと操縦性の改善を期しての鍛錬が続けられている。1週前追いは横山武騎手が騎乗。CWで2頭を追走し直線半ばで抜け出しかけたが、外2頭の反撃をやすやすと許しそれぞれに遅れ入線に終わってしまった。
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【最終追い切り】最終追いもCWで、横山武騎手が騎乗。序盤はリズム重視だったが、やや行きたがる素振りを見せた。目標の馬に直線半ばで取りついたが相手の反撃を許し、勢いで見劣る場面も。それでも最後は気持ちを入れ直し、併入に持ち込んだ。
【見解】CWで目立たない馬ではあるが1週前、最終追いと抜け出しかけた直線での切れがいまひとつに終わっている。手前の変換にモタついている感があり、精神面でまだブレがあるのかもしれない。能力は高いし、走り全体の素軽さは上々ながら、クラシックで勝ち負けを争うとなるとやや心もとない状態だ。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















