Jリーグのクラブライセンス取得が危ういアスルクラロ沼津が、現状を説明した。 明治安田生命J3リーグを戦っている沼津。20…

Jリーグのクラブライセンス取得が危ういアスルクラロ沼津が、現状を説明した。

明治安田生命J3リーグを戦っている沼津。2017年に参戦し、今シーズンが6シーズン目となっている。

サッカー王国と呼ばれる静岡県で4つ目のJリーグクラブであり、静岡県東部に位置するクラブとしては初のJリーグ参戦となっていた。

その沼津だが、Jリーグから退会させられてしまう危機が迫っている。

ホームスタジアムとして使用している愛鷹広域公園多目的競技場だが、照明設備が整っておらず、これによりJリーグクラブライセンスが交付されない状況となっている。

愛鷹広域公園多目的競技場はJリーグクラブライセンス制度で定められている1500ルクスの明るさの条件を満たしていない。これまでは経過措置を取られ、照明塔を設置する計画を前提としてライセンスが交付されていた。

しかし、2022年以後は1500ルクス以上の照明設備が義務化。2022年6月までに設置ができなければ、J3ライセンスが交付されず、Jリーグからの退会が余儀なくされてしまうこととなる。

沼津は「ホームスタジアム照明改修プロジェクト」を発足。照明設備の改修を自分たちで行うために、今年2月からクラウドファウンディングをスタート。しかし、現時点で工事費の1億円には足りていないという。

クラブの渡邉隆司 代表取締役社長は声明を発表。現状を報告し、残りわずかとなった期限までに更なる協力をお願いした。

「当クラブでは、来シーズン以降のJリーグクラブライセンス取得に必要となるホームスタジアム・愛鷹広域公園多目的競技場の照明改修を自ら行うため、その費用約1億円について、今年2月からクラウドファンディングなどによるご支援を広くお願いしておりました」

「ここまで多くの皆様からご支援をいただき、4千万円を超える結果となったクラウドファンディングではサイト手数料や経費を除き約2,600万円、さらにはクラブへの直接のご寄付として約900万円、合計3,500万円ほどが集まっております」

「また、沼津市様を通じたご支援となる沼津市企業版ふるさと納税には、複数の企業様から合計約4,500万円の寄附お申込みが沼津市様に寄せられており、以上すべて合わせると約8千万円前後となります」

「本当に多くの方々、企業様からご支援をいただきましたこと、クラブ、選手及びスタッフ一同より心から御礼申し上げます」

「クラブといたしましては、まずは来季のJリーグライセンス申請を行う6月までに改修の目途を立てるべく全力で取組みつつ、チームやホームゲーム、そしてクラブ自体の魅力・価値を向上させるクラブ改革も並行して進めて参ります」

「2022シーズンに入りチームは4試合を終えたところですが、ホームゲームで皆様とお会いできること、また喜びを分かち合えることはやはり何物にも変え難いものと改めて感じております」

「静岡県東部地域を盛り上げていけるクラブとなるよう、日々着実に取組んでおりますので、引き続きご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします」