Jリーグは12日、2月と3月の「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」を発表した。 明治安田生命J1リーグ…

Jリーグは12日、2月と3月の「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」を発表した。

明治安田生命J1リーグでは、3月12日に行われた第4節、北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスの一戦で、横浜FMのDF實藤友紀が決めたゴールが受賞している。

当時連勝中だった横浜FMだが、札幌戦では相手GK菅野孝憲の前にスコアを動かせず、少ないチャンスを生かされて先制点を献上。その後もゴールネットを揺らすことはできずに迎えた後半アディショナルタイム4分過ぎに、實藤が窮地を救う。

札幌ゴール前に人数を掛ける横浜FMは右サイドからDF小池龍太がクロスを入れると、FWアンデルソン・ロペスの競り合いからこぼれたボールに實藤が反応。渾身のバイシクルシュートはクロバーに当たって落下し、ゴールラインを割った。

文字通りラストワンプレーでの劇的な同点ゴールを決めた實藤は、チームのスタイルがこのゴールに繋がったと語っている。

「月間ベストゴールに選んでいただき大変光栄です。F・マリノスのチームとして諦めない気持ちがあのゴールに繋がったと思います。これからもアタッキングフットボールを楽しみながら、チームみんなでタイトル獲得に向けてハードワークしていきたいと思います。ありがとうございました」

◆選考理由

・柱谷幸一委員

「狭いスペースの中で瞬間的に身体が反応してのオーバーヘッドキックでのゴールは、センターバックでありながら得点のセンスを感じさせるスーパーゴールだった」

・北條聡委員

「機転と執念が紡ぎだしたアクロバットな一撃。シュートを狙うにはオーバーヘッドのほぼ一択で見事完遂。しかも敗北寸前のチームを救う劇的弾となった」

・寺嶋朋也委員

「1点ビハインドの試合終了目前という土壇場で繰り出したオーバーヘッド。その美しさはイブラヒモビッチ級」

なお、J2リーグからはヴァンフォーレ甲府戦でハーフウェイライン付近からの長距離ゴールを決めたファジアーノ岡山のFWチアゴ・アウベス、J3リーグからはカターレ富山戦で絶妙なループシュートを決めたFC今治のMF中川風希のゴールが選ばれている。

【動画】横浜FMのDF實藤友紀がラストプレーで決めた「イブラヒモビッチ級」バイシクル!

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