8分を超えるロングムービーで感謝「世界中のファンもありがとう」 9日に行われたボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)は、IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が激闘の末にWBAスーパー…

8分を超えるロングムービーで感謝「世界中のファンもありがとう」

 9日に行われたボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)は、IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が激闘の末にWBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)を9回TKOで下し、王座統一した。ゴロフキンは8分間を超える異例のムービーを公開。日本ボクシング史上最大のビッグマッチの裏側を“完全公開”するとともに、「日本人のホスピタリティと温かい歓迎に最大級の感謝を」と改めて記している。

 村田戦では1万5000人の観衆が見つめる中、強さを見せたゴロフキン。試合後のリングで村田に自らのガウンをプレゼントするなど、紳士的な姿も印象に残した。この度の興行の裏側を、ゴロフキンは動画でファンに共有した。

 インスタグラムに投稿されたのは、8分を超える異例のムービー。ゴロフキンは動画内で「これは私にとって大きく、思い出深い経験になるだろう。少なくともそうであってほしい」と、日本での試合について語っている。さいたまスーパーアリーナで入念に準備するゴロフキンの様子や、村田と対峙した際のリングサイドからの映像、試合後の控室で村田と健闘を称え合い、2ショット撮影をするところまで収録されている。

 投稿文面には「忘れられない旅となった。日本人のホスピタリティと温かい歓迎に最大級の感謝を述べたい。また近いうちに日出ずる国を訪れたいと思っている。世界中の私のファンもありがとう。あなたたちが1番だ。また会いましょう」と、日本への感謝を記すとともに再来日を願っていた。レジェンドが日本で過ごした日々は、忘れがたいものとなったようだ。(THE ANSWER編集部)