【IFSCクライミングW杯 2022 ボルダリング第1戦】がスイス・マイリンゲンにて開催され、女子決勝が4月9日、男子決勝が4月10日の日程にて行われた。女子決勝では伊藤ふたば(TEAM au)が5位、東京五輪金メダリストのヤンヤ・ガンブレ…

【IFSCクライミングW杯 2022 ボルダリング第1戦】がスイス・マイリンゲンにて開催され、女子決勝が4月9日、男子決勝が4月10日の日程にて行われた。女子決勝では伊藤ふたば(TEAM au)が5位、東京五輪金メダリストのヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)が優勝に輝いた。男子決勝では楢崎 智亜(TEAM au)が優勝、緒方 良行(B-PUMP)が2位でフィニッシュし、日本人選手が表彰台で存在感を示した。

女子決勝 ヤンヤ・ガンブレットがV


伊藤ふたば選手 / © Jan Virt/IFSC.

9日に行われた女子決勝では伊藤ふたば(TEAM au)が決勝に進出。W杯では毎大会予選を通過していた野中生萌(無所属)は27位で予選敗退し、日本人選手で伊藤ふたばが唯一の決勝進出となった。

伊藤は4課題で完登無しの5位に終わり、ヤンヤ・ガンブレットは唯一全ての課題を完登し優勝。圧巻のパフォーマンスを第1戦から見せつけた。

男子決勝 楢崎・緒方がワンツーフィニッシュ


楢崎智亜選手 / © Jan Virt/IFSC.

男子決勝には楢崎、緒方、藤井 快(TEAM au)の3名が揃って進出。楢崎、緒方ともに第3課題終了時まで5位・6位と下位に沈んでいたが、2人は第4課題にて難所を完登。見事な逆転劇で楢崎が1位、緒方が2位に順位を上げた。藤井は第3課題終了時まで3位の順位だったが、惜しくも第4課題を攻略できず6位でのフィニッシュとなった。


緒方良行選手 / © Jan Virt/IFSC.

日本人女子 結果

5位:伊藤 ふたば(TEAM au)
25位:倉 菜々子(愛知県山岳連盟)
27位:小池 はな(川口市立高等学校)
27位:野中 生萌(無所属)
29位:青栁 未愛(日本大学)
33位:菊地 咲希(日新火災)
49位:松藤 藍夢(日本大学)

日本人男子 結果

1位:楢崎 智亜(TEAM au)
2位:緒方 良行(B-PUMP)
6位:藤井 快(TEAM au)
7位:井上 祐二(大阪府山岳連盟)
9位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)
14位:高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
23位:山口 賢人(大阪学院大学)
27位:吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)
31位:川又 玲瑛(日本大学)

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