プレミアリーグ第32節、サウサンプトンvsチェルシーが9日にセントメリーズ・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが0…

プレミアリーグ第32節、サウサンプトンvsチェルシーが9日にセントメリーズ・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが0-6で圧勝した。

前節、ブレントフォードに今季最多の4失点を喫して惨敗した3位のチェルシー(勝ち点59)は、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でもレアル・マドリーに1-3の敗戦。ホームでの2試合連続の大量失点によって苦境に立たされる。

12日に敵地マドリードでのリターンレグを控える中、12位のサウサンプトン(勝ち点36)を相手に公式戦連敗ストップを狙った。トゥヘル監督はマドリー戦から先発4人を変更。アスピリクエタ、リース・ジェームズ、ジョルジーニョ、プリシッチに代えてマルコス・アロンソ、コバチッチ、ロフタス=チーク、ヴェルナーを起用。ロフタス=チーク、マルコス・アロンソをウイングバック、ヴェルナー、ハヴァーツを最前線に配した[3-4-1-2]で臨んだ。

開始直後にバックパスのミスで相手にセットプレーのチャンスを与えるなど、マドリー戦のショックを感じさせる入りとなったチェルシーだったが、すぐさま気持ちを切り替えて攻勢に打って出る。

3分と7分にマルコス・アロンソ、ロフタス=チークのお膳立てからヴェルナーが続けて枠に直撃する決定機を作り出すと、直後の8分に先制点を奪う。右のハーフスペースを持ち上がったロフタス=チークからの浮き球のパスをボックス中央でゴールを背にしたマウントが胸トラップから右足アウトで外に叩くと、フリーのマルコス・アロンソが左足のシュートを流し込んだ。

幸先よく先制に成功したチェルシーは落ち着いてボールを動かしながら、相手のプレスをうまくダイレクトプレーで剥がしながら良い形で前進。すると、16分には右サイド深くでボールを受けたロフタス=チークが入れたクロスのこぼれ球をペナルティアーク付近でうまく収めたマウントが右足を一閃。ゴール前の密集をすり抜けたグラウンダーのシュートがゴール左下隅の完璧なコースに決まった。

以降もリズム良く試合を進めるチェルシーは、ここまで3度のビッグチャンスを逸していた背番号11にもゴールが生まれる。22分、ハーフウェイライン付近でウォード=プラウズの軽率なヘディングのバックパスに反応したヴェルナーがDFベドナレクを自慢の快足で振り切ってボックス内に侵入。そのままGKフォースターも左にかわして無人のゴールへ左足のシュートを流し込んだ。

なおも攻撃の手を緩めないチェルシーは31分にもヴェルナーが相手ボックス付近でのボール奪取からDFをかわして右足のシュート。これは右ポストを叩くも、こぼれ球をハヴァーツが右足インサイドで押し込んで試合を決定づける4点目とした。

その後、ロメウを下げてヴァレリを投入して[3-5-2]に並びを変えたサウサンプトンにやや盛り返されたが、4-0のスコアを維持して後半に突入。

ハヴァーツを下げてプリシッチをハーフタイム明けに投入した中、立ち上がりの48分にはカウンターからボックス付近でカンテが放ったチップキックのこぼれ球をヴェルナーが押し込み、前半同様に立ち上がりにゴールを奪う。

さらに、54分には再び縦に速い攻撃から左サイドでマルコス・アロンソが折り返したボールを、ボックス中央のプリシッチがシュート。これはGKフォースターのセーブに遭うが、こぼれ球をマウントがタップイン。ヴェルナーに続くこの試合2点目を奪った。

これでサウサンプトンの心を完全に折ると、63分にはチアゴ・シウバを休ませてリース・ジェームズ、69分にはマウントに代えてツィエクを投入し、早くも交代枠を使い切った。

以降は週明けのマドリー戦を睨んでゲームコントロール優先の試合運びにシフトしたチェルシーは、要所でゴールを目指しつつも危なげなく時計を進めていく。