果たして大丈夫か。8日のヤクルト戦(東京ドーム)に先発した巨人・菅野智之投手(32)がアクシデントに見舞われた。
2点を追う5回無死一塁の場面でヤクルト・青木の打球が右足を直撃。直後は足を地面につくこともできず、トレーナーの肩を借りながら苦悶(くもん)の表情でベンチに引き上げ、そのまま降板となった。
ここまで2勝をあげるエースの今後も気になるが菅野に関しては、本来のピッチングに関しても状態が不安視されている。
この日は2回一死二塁から長岡に先制の二塁打を浴びると、4回にも二死一、三塁からオスナに中前に弾き返された。持ち味である力強い投球が見られず失点を重ねたことには原監督も「正常なものではないでしょうね」と首をかしげた。
また、この日のヤクルトのオーダーが菅野の弱点を浮き彫りにしていた。1番にこれまでの塩見に代わって左打者の太田を入れるなど、5人左打者を並べた。この狙いに関してはこんな指摘もある。
「4月1日に行われた阪神戦でも近本など左打者に対して投げにくそうにしていた。本来の調子でないのもあるが、菅野に関しては球種含め、相手チームも相当研究している。ヤクルト打線は狙いを絞って菅野に向かってきていた」(球界関係者)。
長年チームを支えるエースを攻略できれば、それだけ相手球団にとっては大きい。一方、巨人にとっては開幕直後からエースが不安定なようでは昨年の悪夢の再来ともなりかねない。
昨年の菅野はコンディション不良で4度の登録抹消を繰り返すなど、キャリアワーストともいえる苦しいシーズンとなった。エースの不振とあわせて、チームも低迷、V逸となっただけに責任感の強さから、今年に賭ける思いは強い。
菅野は降板後、病院に行き右足部外側の打撲と幸い、骨には異常がなかったという。次回登板に関しては未定だが、復帰後のパーフェクトピッチングに期待したいところだ。
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