10日から開幕するロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は6日、SNSを更新し、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と同12位のJ・シナー(イタリア)が会場で一緒にトレーニングを…

10日から開幕するロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は6日、SNSを更新し、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と同12位のJ・シナー(イタリア)が会場で一緒にトレーニングをする動画を公開した。
同大会はインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)上でジョコビッチとシナーがラリーを交わす動画を投稿。
ジョコビッチは新型コロナウイルスのワクチン接種の問題により、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)や、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の出場が叶わず。
今季の大会出場は、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)の1大会のみで、準々決勝で世界ランク123位のJ・ヴェセリ(チェコ)に4-6, 6-7 (4-7)のストレート負けを喫し、その後1位の座をD・メドベージェフに一時明け渡していた。
またジョコビッチは同大会で、2013年と2015年に優勝をおさめており、昨年は3回戦でD・エヴァンス(イギリス)に4-6, 5-7で敗退。今回、7年ぶり3度目の優勝をかけて出場する。
一方シナーは今季、全豪オープンで大会初のベスト8進出を果たすと、前週のマイアミ・オープンでは2年連続2度目の8強入りを決めている。
マイアミ・オープンでは準々決勝で負傷による棄権、BNPパリバ・オープンでは4回戦で体調不良による棄権で敗退となった。
ロレックス・モンテカルロ・マスターズでは初出場した昨年大会の2回戦進出が最高成績である。