これも危機管理策の一環か。巨人の山口俊投手(34)が中継ぎに転向したことを6日付けの「スポーツ報知」が報じた。
今季、山口は開幕直前まで先発ローテ入りが確実視されていたが、オープン戦で3戦連続失点と乱調が続いたことから、3月に2軍に合流していた。ここまで2軍戦では2試合に先発として登板、3月31日のイースタン・リーグ、日本ハム戦でも2回無失点と好投していた。
今回の転向には苦しい台所事情が関係していた。現在は昨季抑えを務めたビエイラ、勝利の方程式だったデラロサが不調、中継ぎの柱の中川、鍵谷もコンディション不良で合流の見通しが立っていない。
「新守護神の大勢も力があるとはいえ、ルーキーですし、壊さないように気を使いつつの起用となる。山口は過去にクローザー、セットアッパーの経験もある。大勢を休ませたいときに山口を使ってもいいワケで、チーム強化につながる」(球界関係者)
原監督はルーキー守護神・大勢の起用に関して3連投はさせない方針を示している。実際に1日からの阪神3連戦で3戦目となる3日の試合では大勢はベンチ入りメンバーから外れていた。今後は大勢を休ませたいときにも、経験のある山口がいてくれれば、起用法に幅を持たせられると考えている。
一方、山口にとっても今回の転向は悪い話ではない。昨季は6月にメジャーから巨人に復帰。15試合に投げ、2勝8敗、防御率・3・56とチームの力になれなかったとあって、再び、中継ぎとして存在感を示せれば、自身のキャリアに生きることにもなる。
今回の転向は原監督直々の依頼でもあったという。現在チームは開幕から3カード連続勝ち越し中。調子がいいときこそ、少しのほころびも早めに対処すれば、それだけ太い幹になる。現在、山口はファームで中継ぎとして、急ピッチに調整を進めており、万全となればすぐに一軍合流となる予定。今後もV奪回に向け、打てる手はどんどん打っていくつもりだ。
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