スパルタク・モスクワのスウェーデン代表FWヨルダン・ラーション(24)が、母国のAIKソルナに今シーズン終了までレンタル…

スパルタク・モスクワのスウェーデン代表FWヨルダン・ラーション(24)が、母国のAIKソルナに今シーズン終了までレンタル移籍することになった。AIKが4日に加入を発表した。

現在、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアリーグに所属する外国籍選手は、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置によって移籍期間外での移籍が許可されている。

そして、ラーションはその特例措置を利用し、今シーズン終了までの契約で母国クラブにレンタル移籍することになった。

スウェーデンの伝説的プレーヤー、ヘンリク・ラーション氏を父親に持つヨルダンは、母国2部のホガボリでプロデビュー。2014年に父親も在籍していたヘルシンボリに完全移籍すると、2015年からはその父親がトップチームの監督に就任し、指揮官と選手という立場で親子共演が果たされていた。

その後、オランダのNECナイメヘン、母国のノルシェーピンを経て2019年にスパルタク・モスクワへ完全移籍。ここまで公式戦83試合に出場し、27ゴール9アシストの数字を残している。

175cmとサイズは標準も父親譲りの身体能力に加え、攻撃的MFやウイングでもプレー可能なテクニック、打開力を備える左利きのストライカーは、過去にドルトムントやウェストハムの関心も集めていた。