【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆先週の血統ピックアップ・4/3 大阪杯(GI・阪神・芝2…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・4/3 大阪杯(GI・阪神・芝2000m)
 好位追走のポタジェがレイパパレをクビ差とらえて優勝しました。GIはもとより重賞を勝ったのも初めてです。毎日王冠やオールカマーを制したルージュバックの4分の3弟。父はマンハッタンカフェからディープインパクトに替わりました。

 母ジンジャーパンチはブリーダーズCディスタフ(米G1・ダート9ハロン)をはじめG1を6勝し、米古牝馬チャンピオンに輝いた名牝です。本馬は2018年のセレクトセール1歳において、金子真人ホールディングスが1億9000万円(税抜)で落札しました。母方にデピュティミニスターを持つディープインパクト産駒は、JRA重賞を通算32勝しており、うち11勝は金子真人ホールディングスが馬主です。

 金子真人さんは、自身が所有したクロフネが活躍したあと、デピュティミニスターに傾倒していったように見えます。カネヒキリ、アパパネ、マカヒキ、アカイトリノムスメ、ソダシ、そしてクロウキャニオンの息子たち(ボレアス、カミノタサハラ、ヨーホーレイクなど)は、いずれもデピュティミニスターを含んだ血統構成です。

 もちろん、キングカメハメハとディープインパクトを抜きに金子さんの傑出した成績を語ることはできませんが、その背景にあるデピュティミニスターの存在もきわめて重要です。

◆今週の血統注目馬は?

・4/10 吹田特別(2勝クラス・阪神・ダ1800m)
 阪神ダ1800mに強い種牡馬はキズナとオルフェーヴル。それぞれ連対率29.2%、27.5%と優れた成績を挙げています。

 当レースにはキズナ産駒のレガーメペスカ、オルフェーヴル産駒のアルベニスが登録しています。前者は当コースで2回走って2着、3着。後者は休み明けですが、当クラスで2着の成績があるので、稽古の動き次第では十分狙えます。

(文=栗山求)