新庄ハムが開幕早々に苦しんでいる。3日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に2―4と敗れ早くも今季2度目の同一カード3連敗となり、最下位が「定位置」となりつつある。
この3連戦で初めて先制点を奪うも、最後は逆転負けを喫した。早くも今季2度目の同一カード3連敗で、1勝8敗と苦しい船出となった。新庄監督は「ミスが多いとこうなるね。これから、これから」と広報にコメントを残し、球場を後にした。
この日の試合では犠打失敗など要所に選手のミスも目立ったが、一方で監督の判断ミスとも取れる場面もあった。2ー2で宮西をマウンドに送った8回だ。一死三塁で迎えた3番・紅林に対してカウント3―1となったところで「申告敬遠」がコールされた。
ベンチは一死一、三塁として4番・吉田正との勝負を選択したわけだが、バッテリーはこのコールにけげんそうな表情を隠せなかった。あくまでバッテリーとしては4番の吉田正ではなく紅林勝負を考えていた様子で、結果として4番に座る吉田正のプライドも刺激したことで、決勝の2点適時打を許すなど、後味の悪い試合となった。
またこの日の試合で今季初めて4番に入ったのはプロ6年目を迎える捕手の郡だった。様々な選手に色々な打順を経験させ、成長を促す方針を取っている新庄ビッグボス流にしても過去5年で通算打率・176、0本塁打の郡に4番を打たせたことにはこんな声もある。
「いくら何でも無理がある。相手チームにとっては楽かもしれないが、これでは他の選手もやる気をなくしてしまう。外国人や長打力がある選手に4番を任せ、つながりを持たせないとバラバラで打線にならない。本当にチームが空中分解してしまう」(球界関係者)と危惧されている。
開幕前から「優勝を目指さない」と公言してはばからなかった新庄監督だが、予想されていたこととはいえ、開幕から苦戦続きで監督と選手間に不穏な空気も漂い始めた。チーム一丸となって戦うためにも今一度、目指す野球を確認したほうが良さそうだ。
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