10日に阪神競馬場で行われる第82回・桜花賞(GI、芝1600m)の過去10年データを紹介する。

昨年の阪神ジュベナイルFを制したサークルオブライフ、その2歳女王を前哨戦のチューリップ賞で下したナミュールが「2強」を形成し、2戦2勝のクイーンC勝ち馬・プレサージュリフト、阪神ジュベナイルF2着のラブリイユアアイズ、同3着のウォーターナビレラなどが出走登録している。

ここでは過去10年のデータから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

◆【動画プレーバック/桜花賞2021】ソダシが白毛馬として史上初のクラシック制覇をコースレコードで成し遂げる

■「直行ローテ」が近年のトレンドワード

過去10年、圧倒的に優勢と言えるのが、【5-7-6-29】の5勝を誇る前走・チューリップ賞組。ただ、2018年にGIIIからGIIへ昇格後は【0-3-2-12】と2着止まりが続き、GIII時代を含め最後に前走・チューリップ賞組が桜花賞を制したのは、2016年のジュエラーまで遡る。

昨年は阪神ジュベナイルFから直行したソダシとサトノレイナスがワンツーを決め、3着には1月のフェアリーSから挑んだファインルージュ。2020年も2月のエルフィンSから直行のデアリングタクトが制し、前走・チューリップ賞で3着のレシステンシアは1番人気で2着に敗れている。

チューリップ賞 【5-7-6-29】 勝率10.6%、連対率25.5%、複勝率38.3% 阪神ジュベナイルF 【1-2-0-2】 勝率20.0%、連対率60.0%、複勝率60.0% フィリーズレビュー 【1-0-2-49】 勝率1.9%、連対率1.9%、複勝率5.8% 朝日FS 【1-0-0-1】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0% シンザン記念 【1-0-0-1】 勝率80.0%、連対率80.0%、複勝率80.0% エルフィンS 【1-0-0-4】 勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%

出走間隔の内訳で見ると中5~9週が【6-8-7-53】で勝率8.1%、連対率18.9%、複勝率28.4%に対し、中10週以上は【3-2-1-11】で勝率17.6%、連対率29.4%、複勝率35.3%と、後者のほうがアベレージが高い。中10週以上は昨年が1~3着を独占し、2019年のグランアレグリアが朝日杯フューチュリティSから、18年のアーモンドアイはシンザン記念からの直行で桜花賞を制している。

今年は前走・チューリップ賞組のナミュールやサークルオブライフが人気の中心だが、「前走ローテ」のデータからは前走・阪神ジュベナイルF組のラブリイユアアイズ、前走・フェアリーS組のライラック、前走・紅梅S組のフォラブリューテに注目したい。

◆【桜花賞2022/人気傾向】サークルオブライフかナミュールか、馬券内率8割を誇るのは「2番人気」

◆【桜花賞2022/脚質傾向】人気馬に立ちはだかる“名牝”の壁 好データには「穴候補」がずらり

◆【大阪杯2022/レース動画&コラム結果】8番人気の伏兵ポタジェがV エフフォーリアはまさかの9着

文・SPREAD編集部