2017年から定量戦のGI競走に格上げされ、今年の1着賞金は2億円。優勝馬には愛チャンピオンSの優先出走権等が付与さ…
2017年から定量戦のGI競走に格上げされ、今年の1着賞金は2億円。優勝馬には愛チャンピオンSの優先出走権等が付与されるレースだが、近年でドバイ遠征を選択する有力馬が多いのも事実。それでも中距離を得意とする古馬にとって重要な位置づけにあるレースであることには変わりがなく、今年は年度代表馬エフフォーリアの始動戦となった。
◎エフフォーリアは皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念優勝馬。500キロを超えるような大きな馬だが、中山競馬場のGI競走を2勝。札幌競馬場の新馬戦にも勝利しているように小回りコースに対応できる器用さも持ち合わせている。祖母の半妹にヒシアマゾンがいる血統で、母ケイティーズハートはダート中距離で3勝。まだ底を見せておらず、エピファネイア×ハーツクライの組み合わせからも成長力を感じさせてくれる。
〇ヒシイグアスは香港カップ2着馬。阪神コースは初めてになるが、中山金杯、そして中山記念に勝つなど小回りコースを苦にするイメージはない。なかなか順調に使い込むことができない馬だが、安定した走りを見せており前走の香港カップも内から抜け出したラヴズオンリーユーには屈したものの、後方から大外を回ったレース内容を考えれば悲観するものではない。
▲ジャックドールは金鯱賞の優勝馬。デビューから一貫して2000m戦を選ぶように使い、3戦目の初勝利からプリンシパルSを挟んで5連勝。従来のレコードタイムを大幅に縮めた前走の内容も秀逸だったが、前々走の白富士Sも強かった。ごまかしの利かない東京競馬場2000mコースで2ハロン目から11秒台をキープ。最後3ハロンを10.9、11.4、12.4でまとめられては後続はなすすべがなかった。決して無理して逃げているわけではないので展開に左右されることも少なそうだ。
△レイパパレは前年の覇者で連覇を狙う存在。昨年の後半は自分の競馬が出来ずに苦しんだが、金鯱賞は久しぶりにスムーズな競馬だった。小柄な馬なので1キロの斤量減を味方にできるはず。逃げ、先行馬が顔をそろえた1戦になり、末脚鋭い△アカイイトも気になる存在だ。