男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス準決勝が行われ、第14シードのC・アルカラス(スペイン)が昨年覇者で第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)を7-6(7-5), 7-6(7-2…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス準決勝が行われ、第14シードのC・アルカラス(スペイン)が昨年覇者で第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)を7-6(7-5), 7-6(7-2)のストレートで破り、初の決勝進出を決めた。試合後アルカラスは「決勝に進出できて本当にうれしい」と語った。
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準々決勝では世界ランク48位のM・キツマノビッチ(セルビア)を逆転で破り、前週のBNPパリバ・オープンに続き2週連続のマスターズ4強入りを決めた18歳のアルカラス。
第1セット、互いにサービスキープが続きタイブレークへ突入すると3度のミニブレークを奪ったアルカラスが先行する。続く第2セットでも拮抗した展開になると再びタイブレークへ突入。今度は2度のミニブレークを奪って2時間5分で同一戦を制している。
男子プロテニス協会のATPは試合後のアルカラスのコメントを公式サイトに掲載。
「今はたくさんの感情があるんだ。子供の頃に夢見たことだからね。この大会の37年の歴史の中で、最年少のチャンピオンまであと1勝となった。ここマイアミで決勝に進出できて本当にうれしいよ。ここでプレーするのが大好きなんだ。観客も素晴らしいしね」
「決勝は1回戦と同じように、緊張をごまかしながら戦うつもりだよ。最高の決勝になるように楽しみたいね」
「彼(フルカチュ)のサーブは返せなかったけど、7-6、7-6のように長いセットになることはわかっていた。僕にとっては素晴らしい勝利だよ」
勝利したアルカラスは決勝戦で第6シードのC・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準決勝で世界ランク103位のF・セルンドロ(アルゼンチン)を6-4, 6-1のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。