■ジャックドール
【中間調整】逃げて後続に影を踏ませない圧巻の4連勝が評価され、前走・金鯱賞では重賞初挑戦ながら1番人気の支持を受けた。蓋を開けてみればここも逃げ切って5連勝での重賞初制覇を達成。レイパパレ、アカイイトとGIタイトルホルダーを置き去りにし、しかもレコード更新のオマケつきだった。その後は既定路線通り、大阪杯での頂点獲りへ在厩で調整されている。前走でキンキンに仕上げられており、3月27日の初時計は坂路で流した程度。それでもブレずに終始パワフルな脚捌きで登坂できており、レコード駆けした反動はほとんど感じさせなかった。
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【最終追い切り】連勝中のパターンを今回も踏襲し、最終追いは藤岡佑騎手を背にウッドで追われた。無理せずゆったりとしたペースで入り、直線半ばまで先に行かせた古馬2勝クラスの後方でジッと我慢させる。満を持して仕掛けると一気に加速し、抜き去る。相手も稽古駆けするタイプで反撃してきたが、藤岡佑騎手が抜け出してからのフワッとさせないように仕掛けており、相手を圧倒。結局差はクビほどだったが、それ以上の勢いを感じさせる稽古内容だった。
【見解】前走はレコード勝ちだったとは言え、余力を十分に残した内容。目下の充実度もあいまって中2週でも濃い内容の最終調整をこなせたということだろう。四肢を柔軟に使えているあたりも心身ともにいい状態の証。きわめて高いレベルで好調キープしていると言える。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















