女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-2, 7-5のストレートで破り、決勝進…

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-2, 7-5のストレートで破り、決勝進出を果たした。現地2日に行われる決勝の大坂なおみ戦について「他の試合と同じように臨むつもり」とシフィオンテクは語った。
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2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と2大会連続でタイトルを獲得している20歳のシフィオンテク。
ペグラとの準決勝では、第1セットは1度もブレークチャンスを与えず、第3・第7ゲームでブレークを奪い先行する。
第2セットでは第10ゲームで迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをペグラに凌がれるも、その後2ゲームを連取して1時間48分で決勝への切符を掴んだ。決勝では世界ランク77位の大坂なおみと対戦する。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでシフィオンテクのコメントを掲載し、大坂戦について語っている。
「確かに(決勝で大坂と対戦することに)興奮しているけれど、一方で私にとって最も重要なことは、これは他の試合と同じだということ」
「ルーティンも姿勢も変えたくない。というのも、今かなりうまくいっているから。他の試合と同じように臨むつもりよ」

シフィオンテクと大坂は2度目の対戦で大坂の1勝。初顔合わせとなった2019年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)で、大坂が6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利して以来 約3年ぶりの対戦となる。

シフィオンテクが勝利すると、同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する、史上4人目の「サンシャイン・ダブル」達成となる。

これまでの達成者は、S・グラフ(ドイツ)(1994年、1996年)、K・クレイステルス(ベルギー)(2005年)、V・アザレンカ(2016年)の3選手。