今週は阪神競馬場でGI・大阪杯(芝2000m)が行われる。
3月に行われたドバイ出走組との棲み分けがカギとなるが、昨年の年度代表馬エフフォーリアに5連勝中の新星ジャックドールが挑む「極上のマッチメイク」が成立。GI昇格6年目を迎え、さらにその格式が上がったような印象だ。
この記事では過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに、有力馬と穴馬候補を紐解いていく。
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■進化が止まらないジャックドールに死角はあるのか
昨年の秋は1勝クラスだったが、破竹の5連勝で金鯱賞を制覇。勇躍GIの舞台に挑むジャックドール。その脚質から「令和のサイレンススズカ」の異名すら聞かれる1頭だが、GIのメンバーはそう楽ではないはず。競馬界に現れた新星に死角はあるのか。ここでお伝えしたいのは以下のデータだ。
・前走芝2000mの重賞勝ち馬【2-0-1-0】
馬券内率は100%。スワーヴリチャードやヤマカツエース、そして昨年の勝ち馬レイパパレもこのデータに該当していたのだ。芝2000m重賞勝利から臨む価値は計り知れず、陣営は早くも逃げ宣言と大一番に向けて機運が高まるジャックドール。連勝をさらに伸ばす可能性は十分だ。
■エフフォーリアを後押しする「馬券内率100%」データ
言わずとしれた昨年の年度代表馬にして、今年の始動戦にGIを選択したエフフォーリア。その称号に恥じない戦いを期待したいところだが、前走有馬記念から距離短縮と初の関西圏をどう捉えるかがポイント。しかし、同馬にはデータ面での後押しが存在する。
・2012年以降における年度代表馬の年明け初戦成績【3-1-0-0】
連対率に換算すると100%。これに該当するのはジェンティルドンナやモーリス、キタサンブラックにアーモンドアイ。どんなシチュエーションであろうと連対を確保していたのだ。芝2000mは皐月賞、天皇賞・秋を制した得意条件だ。渋った馬場もこなせるタイプとなれば、年度代表馬に死角はない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。
























