女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-2, 7-5のストレートで破り、初の決…

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-2, 7-5のストレートで破り、初の決勝進出を果たすとともにキャリア連勝記録を16に更新した。これにより、世界ランク77位の大坂なおみの決勝の相手はシフィオンテクに決定した。
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2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と2大会連続でタイトルを獲得している20歳のシフィオンテク。今大会の準々決勝では第28シードのP・クヴィトバ(チェコ)をストレートで破り、初の4強入りを果たしている。
この試合の第1セット、シフィオンテクは1度もブレークチャンスを与えず、ファーストサービスが入った時に84パーセントの確率でポイントを獲得。第3・第7ゲームでブレークを奪い先行する。
第2セットではペグラがブレークを奪い、シフィオンテクが奪い返す展開に。そして、お互いに2度ずつブレークしゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームでシフィオンテクがブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで2度のマッチポイントを活かせず、ブレークバックを許したものの、直後の第11ゲームでブレーク。第12ゲームをキープして1時間半越えの試合を制した。
勝利した世界ランク2位のシフィオンテクは決勝で大坂と対戦。両者は2度目の対戦で大坂の1勝。初顔合わせとなった2019年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)で大坂が6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利して以来 約3年ぶりの対戦となる。
大坂は準決勝で第22シードのB・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、決勝へ駒を進めている。