巨人は31日のヤクルト戦に6ー3と勝利。プロ初先発となったプロ3年目の堀田賢慎投手(20)が6回5安打無失点で初勝利を飾った。
注目の初マウンドでも堀田は落ち着いていた。初回先頭の塩見には内野安打を許すも、続く青木が放った遊撃への強烈な打球を坂本が好捕。初回を乗り切るとチェンジアップを低めに集め、4併殺を奪うなどヤクルト打線を手玉に取った。
原監督もこの好投には「非常に粘り強く投げていたのが勝ちにつながった」と評価。この日で先発ローテ―ションが一回りとなったが、この日投げた堀田、山崎伊、ドラフト3位の赤星と新ローテーションに入った3人がいずれも試合をしっかり作ったことは大きい。
「ひと通り6人の先発投手がそみんないい結果を出してくれた。もちろん勝ち星(が付くこと)は大きいんでしょうけど、でもそれぞれがいい投球をしてくれたのは、非常にチームにとって、まあ私の中でも、大きなことだった。続けていってもらいたいなと思いますね」と今後に期待を寄せた。
また、チームにとってはヤクルトの本拠地である神宮で3タテを果たせた意味も大きい。ナインの脳裏には昨年のあの屈辱の記憶が残っている。優勝争いが佳境に入った昨年10月5日からの3連戦。ここでチームは痛恨の3連敗を喫した。3試合で計2得点しか奪えず、すごすごと球場を引き上げるしかなかったが、そこで目に入ったのがあの光景だった。
「ヤクルトでは昨シーズンに巨人からトレードで加入した田口投手が勝利時の試合終了後にファンサービスもかねて、球場内にあるブルペンで指揮者に模して拍手を集めるプチセレモニーが恒例となっています。ヤクルトファンの間では『勝利の儀式』として好評ですが、負けたチームのナインからしたらたまったものではない。実際、昨年の3連敗時に坂本が球場から引き上げるときは、その儀式をじっとにらんでました」(放送関係者)
「屈辱の儀式」がGナインの闘争心に火をつけたというのだ。田口といえば、巨人時代は2016、17年連続で2ケタ勝利をあげるなどチームを支えた左腕でもあるが、何かとお騒がせのイメージもつきまとう。
今年2月20日に放送されたバラエティー番組「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系列)の中では巨人時代の田口が同僚であった丸や亀井(現一軍外野守備走塁コーチ)にそっくりなフォームで構えている映像が流された。この「モノマネ疑惑」に対し、田口は「モノマネしようっていうよりも一流のバッターの雰囲気を醸し出すだけでいい結果が生まれるんじゃないかと」と釈明したものの、過度なモノマネは相手投手への侮辱行為とも取られかねない。
実際にこの映像を見た元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチは「僕、知らなかったですね。気づいてたらまず注意してますね」とピシャリ。続けて「ピッチャーは真剣に投げているのに、あれをやられると。多分気持ちよくないと思います」と苦言を呈した。
様々な遺恨もからんでの3連戦となったが、昨年の雪辱をまずは果たした。チームは6試合を戦い5勝1敗とロケットスタートに成功。開幕前は様々な不安材料もあったが、ここにきて投打がかみあいつつある。さらなる上昇気流をつかめるか。
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