依然として、テレワークをしている人も多いのではないでしょうか?
一方で、長時間同じ姿勢で作業をし、かつ1日中家にいることで、テレワークをしている方の多くはこれまで以上に肩こりや首こりに悩みを抱えていると思います。
そういった症状が続いていると、質の良い睡眠も取れず、疲れが抜けない日々が続いてしまう恐れがあります。
今回は、タレントとして活躍する一方で、睡眠改善インストラクターの資格をもち、各地でセミナーや講演会も行っている、西谷綾子さんのYouTubeチャンネル「あや吉チャンネル」より、そんな首、肩、背中が凝り固まっている方必見の、快眠ストレッチをご紹介します。
ストレッチを行うことで体を緩めて副交感神経を優位にし、質の良い睡眠へと繋げていきましょう。
まずはポイントを抑えよう!
ストレッチに入る前にポイントが2つあるので紹介します。
1つ目は、しっかり体を伸ばすことにこだわったり、頑張ろうとしないことです。
ストレッチをすることが目的ではなく、自律神経を整えることが目的です。
自律神経は、しっかりストレッチをしても、軽くストレッチをしても、同じように整えられます。
自分の体の声を聞きながら、今どこを伸ばしているのかを意識して、ストレッチをしていきましょう。
そしてもう1つ、夜眠る前のストレッチは、部屋を暗くして行ってください。
部屋全体を明るくする、白っぽく青みがかった昼光色などの強い光だと、眠りのホルモン「メラトニン」が減り、睡眠の質が下がってしまいます。
部屋を暗くすることで、「メラトニン」を増やすことができ、眠りやすくなります。
ですので、スマホの画面も暗くして行って下さい。
それでは早速ストレッチを始めていきましょう!
肋間筋・体側ストレッチ
①脚を伸ばして反対側の手をグッと高く上げ、指先を見ながら体を倒していきます。
足先方向に倒れないように、猫背にならないよう、真横に倒します。
伸ばしている手がキツい方は、曲げても大丈夫です。
呼吸を止めないようにリラックスして伸ばしている場所を意識しましょう。
これを30秒間行います。
②反対側も同じように行います。
首・僧帽筋ストレッチ
①腕を上げて脇の下を掴み、手を下ろします。
掴んでいる反対方向に力を抜いて首を倒していきます。
ギュッと脇を掴むのではなく、優しく掴みましょう。
大事なのは力を抜いて、首の筋肉を伸ばすことを意識することです。
体が力まないようにリラックス!
呼吸を意識して行っていきましょう。
これを30秒間行います。
②反対側も同じように行っていきます。
これで終了です。
日々頑張っている自分の体を、夜眠る前は、しっかりリラックスさせて、副交感神経を優位にし、質の良い睡眠へと繋げていきましょう!
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
【関連記事】足がつる中高年必見!寝てる時に足がつる原因と予防法とは
【関連記事】筋トレ歴30年のベテランが伝授!初心者にオススメの肩トレーニングとは
【関連記事】まずは3キロ!2週間でダイエットを成功させるための4つの手順
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
西谷綾子(にしたに・あやこ)
ジュニア・アスリートフードマイスター、睡眠改善インストラクター
鳥取県生まれ。小学校3年生からバスケットボールをはじめ高校時代にはインターハイ出場している。
モデル・タレントの仕事を通してマラソンに出会い、フルマラソンの自己最高記録は3時間1分32秒と芸能界トップクラスの実力の持ち主。現在は、保有資格を活かし、健康・美容のアドバイスなども行なう。