現地時間30日、カタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の最終節が行われた。 3カ国がW杯の出場権を獲得し、1カ国がオセアニアとの大陸間プレーオフに臨むこととなる北中米カリブ海予選。すでにカナダが1986年のメキシコ大会以来36年…

現地時間30日、カタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の最終節が行われた。

3カ国がW杯の出場権を獲得し、1カ国がオセアニアとの大陸間プレーオフに臨むこととなる北中米カリブ海予選。すでにカナダが1986年のメキシコ大会以来36年ぶり2回目のW杯出場を決めている。

残り2つの出場枠を争うのは、2位のアメリカ代表(勝ち点25/+13)、3位のメキシコ代表(勝ち点25/+7)、4位のコスタリカ代表(勝ち点22/+3)の3チームに絞られた。

3位のメキシコは、6位のエル・サルバドルと対戦した。

引き分け以上でW杯出場が決まるメキシコ。すると17分にウリエル・アントゥナがゴールを決めて先制。43分にはPKを獲得すると、ラウール・ヒメネスが決めて2-0。そのまま逃げ切り勝利し、2位でW杯出場予選通過を決めた。

なお、メキシコは8大会連続17度目のW杯出場となった。

また3位以内を争う直接対決となったコスタリカvsアメリカ。コスタリカは5点差以上の勝利で3位以内を自力で確保できる状況だった。

試合はそのコスタリカが積極的に攻め込むことになるも、なかなかゴールを破れず。それでも51分にフアン・バルガスがゴールを決めて先制。さらに59分にはアントニー・コントレラスが追加点を奪い、連続ゴールで2点差とする。

勢いに乗って更なるゴールを目指しにいく一方で、アメリカもこれ以上の失点はゆるすまいと応戦。しかし、反撃することはできず、2-0で敗戦。この結果、アメリカは3位に転落も2大会ぶり11度目のW杯出場が決定。勝利したコスタリカは勝ち点で並ぶも、得失点差により4位が確定した。

なお、オセアニア予選は決勝でソロモン諸島代表に0-5で勝利したニュージーランド代表が勝ち上がり、コスタリカはニュージーランドと1枠を争って対戦する。

◆カタールW杯北中米カリブ海予選最終戦

コスタリカ 2-0 アメリカ

メキシコ 2-0 エル・サルバドル

ジャマイカ 2-1 ホンジュラス

パナマ 1-0 カナダ

◆順位表

1:カナダ 28pt/+16

2:メキシコ 28pt/+11

3:アメリカ 25pt/+11

ーーーーW杯出場

4:コスタリカ 25pt/+5

ーーーー大陸間プレーオフ

5:パナマ 21pt/-2

6:ジャマイカ 11pt/-10

7:エル・サルバドル 10pt/-10

8:ホンジュラス 4pt/-19