【日本代表対ベトナム代表 3月29日】 前日、区役所に行くと住民登録の中国語とベトナム語の申請フォームが目立つところに置…
【日本代表対ベトナム代表 3月29日】
前日、区役所に行くと住民登録の中国語とベトナム語の申請フォームが目立つところに置いてあった。日本にはそれだけ多くのベトナム人が留学や就労の形で住んでいる。
埼玉スタジアムにも多くのベトナム人サポーターがやって来ていた。それはサポーター席にとどまらずに、スタンドの至るところにベトナム国旗が掲げられ、声援が飛んでいた。
声援は禁止されているが、奮闘する自国のプレイヤーを目の前にすれば、自然と声は出てしまうだろう。
歓声は何度も沸き上がった。場内アナウンスの効果はほとんどなかった。ベトナムのグエン・タイン・ビンの先制ゴールの直後はまるでホームゲームのようだった。
■ベトナムを崩せなかった日本
日本からボールを奪いゴールに向かうベトナムの姿勢は感情移入するに十分なパフォーマンスだった。
後半、吉田麻也のゴールで追いついた日本だったが、追加点はVARによってハンドボールで否定された。これもまた、ベトナム・サポーターにとっては大きな声になった。
吉田がベトナム・サポーターに自粛を促すやわらかいジェスチャーしたが、無力だった。
すでにワールドカップ出場が決まっている日本にとっては、抽選会の話を別にすれば付属的な試合だったが、ベトナムが見せた力と粘りで試合は面白いものになった。
ベトナムを崩せない日本がいた。次にやれば同じにはならないだろう。でも、サッカーとはこういうものだ、ということを再確認させられることになった。
ベトナムのパク・ハンソ監督(韓国)は冷静だった。そして、ベトナムは引き分けという勝利をつかんだ。