6月にドネアとの3団体統一戦 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が30日、都内で会見し、6月7日にWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と3団体王座統一戦を行うことを発表した。前日29日には自身のツイ…

6月にドネアとの3団体統一戦

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が30日、都内で会見し、6月7日にWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と3団体王座統一戦を行うことを発表した。前日29日には自身のツイッターに“最新”のトレーニング映像を公開。トレーナーのミットを弾き飛ばした強烈な一発も収められており、「ミットごとトレーナーさん弾いてる!」と仰天したファンのコメントが集まっている。

 2019年11月以来となるドネアとの再戦が発表された井上。勝てば日本人初の3団体統一王者の偉業となる。会見では「決着のついている戦いですが、ドネアが素晴らしい戦いを何試合かこなしてWBCの王者になった。楽しみにしています」などと語った。

 発表前日の29日、井上はツイッターに“最新”の練習映像を公開。上半身裸でゴールドのグラブをつけ、トレーナーのミットに声を出しながらもパンチを繰り出している。動画のラストでは素早く3連打。最後の左の一撃は、ミットが大きく弾かれ、トレーナーも後ろに反り返るようなしぐさを見せるほどの威力だった。

 井上が公開した映像に、日本のファンからは「マジスピード速い」「バンタム級とは思えないくらい足の筋肉エグいw」「いやハンドスピードどうなってんのマジで」「パンチ神すぎw」「ミットごとトレーナーさん弾いてる!」「ジャブですでに怖い」などと驚きの声が上がっている。

 戦績は28歳の井上が22勝(19KO)、39歳のドネアが42勝(28KO)6敗。試合はPrime Videoにて「Prime Video presents Live Boxing」の第2弾としてライブ配信される。第1弾では、4月9日のWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(帝拳)とIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)の独占生配信を予定している。(THE ANSWER編集部)