5月28日にフランス・パリで開幕する「全仏オープン」(グランドスラム/クレーコート)のワイルドカード(主催者推薦枠)をテニス・サングレン(アメリカ)が勝ち取り、シングルスでは初のグランドスラム大会本戦出場権を獲得した。 全米テニス協会(U…

 5月28日にフランス・パリで開幕する「全仏オープン」(グランドスラム/クレーコート)のワイルドカード(主催者推薦枠)をテニス・サングレン(アメリカ)が勝ち取り、シングルスでは初のグランドスラム大会本戦出場権を獲得した。

 全米テニス協会(USTA)は全仏オープンから2枚のワイルドカードを得ており、この1ヵ月間に行われたクレーコート大会の獲得ポイント数で選考している。テネシー州ギャラティン出身で25歳のサングレンは、全仏オープンのワイルドカードをかけたUSTAのチャレンジャー大会のシリーズで最多のポイントを獲得した。

 3週間前のサラソタ(ATPチャレンジャー/10万ドル)で準優勝を果たしたサングレンは、最終的にタイトルを獲得した先週のサバンナ(ATPチャレンジャー/7.5万ドル)で決勝進出を果たしたことにより、首位を確定させた。

 サングレンはこれまでにグランドスラムの予選に12回出場したが、1度も本戦に勝ち上がることができていなかった。

 女子のワイルドカードをすでに決まっており、ニュージャージー州フリーホールド出身で昨年の全仏オープン・ジュニアの準優勝者でもある15歳のアマンダ・アニシモバ(アメリカ)が勝ち取った。彼女もまた、今回がグランドスラム初出場となる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年の全豪オープンの予選でのテニス・サングレン

Photo:MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 13: Tennys Sandgren of the USA celebrates his win against Yasutaka Uchiyama of Japan during 2016 Australian Open Qualifying at Melbourne Park on January 13, 2016 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)