チャーチルダウンズ競馬場から2年間の出走停止処分を受けているボブ・バファート厩舎に所属する3歳馬たちが、チャーチルダ…

 チャーチルダウンズ競馬場から2年間の出走停止処分を受けているボブ・バファート厩舎に所属する3歳馬たちが、チャーチルダウンズを舞台としたG1ケンタッキーダービー(d10F)を5週間後に控えて、他厩舎に転出することになった。

 2月6日にサンタアニタパーク競馬場で行なわれたG3ロバート・B・ルイスS(d8.5F)を15馬身差で圧勝したメシエ(牡3、父エンパイアメーカー)は、バファート厩舎の元アシスタントで、現在はカリフォルニアで開業しているティム・ヤクティーン調教師のもとに移籍。4月9日にサンタアニタパーク競馬場で行われるG1サンタアニタダービー(d9F)を目指すことになった。

 また、1月29日にサンタアニタパーク競馬場で行なわれたG2サンヴィセンテS(d7F)で3着となったマクラーレンヴェイル(牡3、父ガンランナー)、3月5日に同じくサンタアニタパーク競馬場で行なわれたG2サンフェリペS(d8.5F)で2着となったドッペルギャンガー(牡3、父イントゥミスチフ)も、ティム・ヤクティーン厩舎に移籍する。

 一方、2月12日にゴールデンゲートフィールズ競馬場で行なわれたLRエルカミノリアルダービー(AW9F)を制したブラックアダー(牡3、父クオリティロード)は、ケンタッキーを拠点とするロドルフ・ブリセット厩舎に移ることになった。

(文:合田直弘)