今後に不安を残した。巨人は27日の中日戦(東京ドーム)に5ー7の逆転負け。プロ初先発となったドラフト3位の赤星が試合を作るも中継ぎ陣が踏ん張れず、4点差を守れず逆転負けを喫した。
この日は左脇腹痛で開幕戦を欠場していた主将の坂本が復帰後、即4安打をマークと大暴れ。初回、坂本が先制打を放った直後の一回一死二塁で岡本和が左翼席に飛び込む1号2ランを放つと、続く中田も痛烈な弾丸ライナーで左翼席に運ぶ1号ソロをマークと昨季投手二冠の柳を追い詰める。その後も終始巨人が有利に試合を進めていたが、暗転したのは4点リードで迎えた終盤の8回。
ここから登板した高梨が捕まると、2点差で迎えた9回にはデラロサが二四球に味方の失策もからみ、5―5の同点に追いつかれる。延長10回に入り、6番手の直江が溝脇に決勝タイムリーを浴びて、開幕3連勝とはならなかった。
原監督は試合後「やっぱりうちのリリーフ陣のトップ2が、何とか(抑えて)っていうところは、あります」と高梨、デラロサの乱調を敗因にあげた。
桑田投手チーフコーチも3連戦で計12四死球を献上と精彩を欠くリリーフ陣には「課題である四死球を減らすことがまだ改善されていない」と苦言を呈した。
一方でチームが抱えるこのウイ―クポイントは開幕前から予測されていたことでもあった。リリーフ陣では昨年チームトップの59試合に投げた鍵谷、同じく58試合に登板した中川が故障で離脱中、昨シーズン、守護神だったビエイラもオープン戦を通じて乱調で二軍で調整中だ。これら中心選手の離脱がリリーフ陣の不安定さにつながっている。同時にこんな声もある。
「昨季のマシンガン継投の影響が少なからずあるのではないでしょうか。あれだけ酷使されれば、蓄積疲労の影響も当然出てくるでしょう」(球界関係者)
昨季、原監督はシーズン序盤から「マシンガン継投」といわれる、小刻みにリリーフ陣をつぎ込む戦法を選択。6月8日のオリックス戦(京セラ)では球団史上最多となる9投手をつぎ込んだことも話題を呼んだ。時に2ストライクから投手交代に踏み切るなど、リリーフ陣の登板数が一気に増加した経緯がある。
背景にはエース・菅野の不振など先発陣の不振もあったが、結果としてシーズン序盤からリリーフ陣はフル回転となったことで夏以降は打ち込まれることも続いた。チームを支えた中川、鍵谷もシーズン中から蓄積疲労が心配されていた。
この日は開幕から2戦連続でセーブを挙げたドラ1ルーキーの大勢も、ベンチ入りメンバーに名を連ねていたが、登板はなかった。その点についても原監督は「今日は彼の力を借りずに、とにかく先輩たちで何とか守り抜こうということでした」と説明。さすがに大物ルーキーでも3連投で負担をかけるワケにはいかず、いずれにせよリリーフ陣立て直しが急務であることは間違いなさそうだ。
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