男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク159位のM・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 5-7, 6-3のフル…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク159位のM・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで破り、2年連続の3回戦進出を決めた。
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前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で、今季20連勝中のR・ナダル(スペイン)を決勝で破って初優勝を飾ったフリッツは、ククシュキンに対して第1セット、第2ゲームでブレークを奪うとこのリードを守り、36分で先取する。
第2セット、互いにサービスキープが続くと、第12ゲームでフリッツはブレークを許し、1セットオールに。
迎えたファイナルセット、フリッツは第5ゲームでブレークに成功すると、ゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームでもククシュキンのサービスを破り、勝利を掴んだ。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで、フリッツの試合後のコメントを掲載し、「本当にタフな試合だった」と語った。
「正直言って、今日はとてもいい感じだったし、3セット通して自分のテニスに満足しているよ。落としたセットでさえも、いいプレーができたと思う。僕を打ち負かしたセットは、彼が正直言って良すぎた。本当にタフな試合だった。それを乗り越えられてうれしいよ」
勝利したフリッツは3回戦で、世界ランク37位のT・ポール(アメリカ)と対戦する。同い年の両者は昨年2度対戦し、1勝1敗。
フリッツは、ライバルで親友のポールについて「ここのコンディションは彼に合っていると思う」とコメント。
「彼はおそらくツアーで、最も動きの良い選手の一人だろう。ここはとても遅いコートだから、ボールを離すのがとても難しいんだ」
「彼はかなりネットに来るだろうし、親友と対戦するのは決して簡単なことじゃないよ。でも、過去に友人と対戦したときは、うまくいったことがあるんだ。彼はいいプレーをしているから、本当にタフな試合になるだろうね」
同日には第1シードのD・メドベージェフ、第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第14シードのC・アルカラス(スペイン)、第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)西岡良仁らが3回戦に駒を進めている。