26日、明治安田生命J3リーグ第3節の2試合が各地で行われた。 鹿児島ユナイテッドFCは、開幕連勝スタートを切った松本山…

26日、明治安田生命J3リーグ第3節の2試合が各地で行われた。

鹿児島ユナイテッドFCは、開幕連勝スタートを切った松本山雅FCとのアウェイ戦に臨んだ。

試合は好調の松本が序盤から攻勢に出る。しかし、先手を取ったのはアウェイの鹿児島だった。28分、大野のスルーパスに星が反応。ボックス右へ抜け出しクロスを上げると、これが相手のオウンゴールを誘い、思わぬ形で先制した。

今季初のホーム戦で先制を許した松本。だが、50分にボックス内で横山が倒されて得たPKで同点に。試合は後半立ち上がりに振り出しに戻る。

それでも61分、鹿児島は星が再びボックス右からチャンスメイク。こぼれ球を拾い、浮き玉のクロスを入れると、ファーサイドで待っていた米澤がヘディングシュートをねじ込み、勝ち越しに成功した。

その後の鹿児島は相手に大きなチャンスを作らせず、1-2で勝利。暫定首位に浮上した。一方の松本は今季初の敗戦となった。

相模原祇園スタジアムではSC相模原とテゲバジャーロ宮崎の一戦が行われた。

序盤から宮崎がチャンスを多く作る展開の中で、スコアが動いたのは前半アディショナルタイム。敵陣右サイド浅い位置から青山がクロスを上げると、ボックス内で混戦となった中、最後は工藤壮人が右足で押し込んだ。

元日本代表FWの加入後初ゴールで先制したアウェイチームだったが、相模原も56分にスーパーゴールで追いつく。敵陣中央付近での競り合いからボールがこぼれると、ハーフタイムに投入された藤沼が胸でコントロールしてから、豪快な右足シュート。ゴールから30mほどの位置から放たれた一撃は美しい軌道を描き、ネットに突き刺さった。

追いついたホームチームは87分にもビッグチャンスを迎える。右サイドの裏のスペースに抜け出した船山が、ゴールラインギリギリで中央へと折り返し、ゴール前の藤沼がボレーシュート。これがゴール左に決まり、逆転に成功した。

試合は2-1のまま終了し、新加入の瀬沼の2得点で逆転勝利を挙げた相模原が今季2つ目の白星を手にした。

◆第1節

3/12(土)

SC相模原 2-1 テゲバジャーロ宮崎

松本山雅FC 1-2 鹿児島ユナイテッドFC

3/13(日)

《13:00》

ヴァンラーレ八戸 vs 藤枝MYFC

福島ユナイテッドFC vs Y.S.C.C.横浜

アスルクラロ沼津 vs FC岐阜

ガイナーレ鳥取 vs FC今治

《14:00》

AC長野パルセイロ vs カマタマーレ讃岐

カターレ富山 vs ギラヴァンツ北九州

《15:00》

愛媛FC vs いわきFC