セミファイナルは昨年12.12後楽園大会にてデビュー10周年記念興行「十元突破~tengentoppa~」を開催した橋本大地とパートナー神谷英慶が、宮本裕向・木髙イサミのヤンキー二丁拳銃を挑戦者として迎えるBJW認定タッグ選手権試合。 【…

セミファイナルは昨年12.12後楽園大会にてデビュー10周年記念興行「十元突破~tengentoppa~」を開催した橋本大地とパートナー神谷英慶が、宮本裕向・木髙イサミのヤンキー二丁拳銃を挑戦者として迎えるBJW認定タッグ選手権試合。

【大日本プロレス 橋本大地】佐藤耕平さんと試合することが、唯一 父・橋本真也を体感出来る方法

前回3.6後楽園大会でチャンピオン関本大介&岡林裕二を破り3度目の戴冠を果たした橋本大地&神谷英慶組(大神)。その初防衛の相手「ヤンキー二丁拳銃」はBJW認定タッグ王座だけではなくKO-Dタッグ王座(DDT)、WAVE認定タッグ王座、そして日本最古のベルト アジアタッグ王座(全日本プロレス)の獲得経験もある日本を代表するタッグ屋。

チャンピオンチーム大神はキャリアで上回る挑戦者チームにどのように切り込むのか。

大日本プロレスは凶器を用いるデスマッチと肉体をぶつけ合うストロングの2つのスタイルが混ざり合う。今回のメインは大日本プロレスのストロングスタイルの頂点に立つチャンピオン 岡林裕二の持つベルトに中之上靖文が挑むBJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合。

岡林は今年1月2日後楽園ホールで行われた野村卓矢戦に勝利し1年ぶり4度目の王座戴冠を果たした。

【大日本 岡林裕二】原点である地元高知で凱旋興行

対する挑戦者の中之上靖文は2021年1月2日後楽園大会、当時チャンピオンの岡林を下し第18代BJW認定世界ストロングヘビー級王座を獲得、6度防衛を果たした。

他団体でも活動する岡林は昨年DDT12.26代々木大会で竹下幸之介の持つKO-D無差別級王座に挑戦。試合に敗れたものの控え室に戻る岡林の姿に観客から惜しみない拍手が鳴り止まなかった。何より驚いたのは、あれだけの激闘を演じながら同日夜に筋トレをしていたことだ。

そんな進化を止めない岡林裕二は初防衛戦に向け「5月5日に行われるビッグイベント横浜武道館大会で関本大介を迎え討つのは俺しかおらんと思う。そのためにも3月30日は必ず勝たないといけない!最近の中之上選手との闘いは2連敗で分が悪いが、気持ちは絶対負けてない!体力とか身体のトータルバランスは最高潮に持っていくのは当たり前のことやけど、強い気持ちも同時に最高潮に持っていって、3月30日は必ず勝って試合順は決まっていないけど5月5日横浜武道館メインイベントのリングを目指して進みたいと思います!ピッサリ✌️」とコメント。5月5日のリングでベルトを巻き関本大介と闘うのは、岡林かそれとも中之上か。

<インフォメーション>
3月30日東京・後楽園ホールは二大タイトルマッチの他、蛍光灯+α 6人タッグデスマッチ等全7試合行われます。詳細は大日本プロレスWebサイトをご確認ください

岡林裕二 Twitter
中之上 靖文 Twitter
神谷英慶 Twitter
木髙イサミ Twitter
大日本プロレス BJW Official Twitter

取材・文/大楽聡詞
写真提供/大日本プロレス