男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク96位の西岡良仁が同145位のE・ゴメス(エクアドル)を6-2, 6-7(2-7), 6-1で下し、4年ぶり4度目の…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク96位の西岡良仁が同145位のE・ゴメス(エクアドル)を6-2, 6-7(2-7), 6-1で下し、4年ぶり4度目の2回戦進出を果たした。
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ともに予選を勝ち抜いて本戦出場の西岡とゴメスは、今回が初対戦。2年連続本戦出場の西岡は同大会に過去4度出場し、2016年に3回戦進出を果たしている。
第1セット、両者ともサービスキープを続けて迎えた第5ゲームで西岡が先にブレークに成功。5ゲームを連取して第1セットを先取する。
西岡のペースでこのまま試合が進むかと思われたが、第2セットに入ると、ゴメスが強打で押して3ゲームを連取。ゲームカウント2-5とされ、嫌な流れを断ち切りたい西岡は、第9ゲームでブレークバックに成功すると第10ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント5-5に追いつく。
そのままタイブレークに突入すると、西岡は2-2から5ポイント連取を許し、1セットオールとされる。
ファイナルセット、西岡は第4ゲームでブレークを奪うと、第6ゲームでもブレークに成功し、5ゲーム連取で2回戦進出を決めた。
勝利した西岡は2回戦で、第24シードのD・エヴァンス(イギリス)と対戦する。両者は4度目の顔合わせで、西岡の3勝0敗。直近では2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の2回戦で対戦し、西岡が6-4, 6-3, 6-4のストレート勝ちをおさめている。
また日本勢では、前日に行われたシングルス1回戦で、世界ランク106位のダニエル太郎が同89位のJ・ムナル(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで破り、同大会で自身初の2回戦へ進出。ダニエルは2回戦で、過去0勝2敗の第31シードのF・フォニーニ(イタリア)と対戦する。