オーストラリアテニス協会は24日、現役引退を表明した女子テニス世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)のコメントを公式サイトを通して発表。バーティは記者会見で「後悔していない」「次の章に興奮している」と語った。>>大坂 なおみvsケ…

オーストラリアテニス協会は24日、現役引退を表明した女子テニス世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)のコメントを公式サイトを通して発表。バーティは記者会見で「後悔していない」「次の章に興奮している」と語った。
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23日にインスタグラム上で現役引退を表明したバーティ。24日開かれた記者会見では次のようにコメントを残している。
「私の人生には様々なことが起こり、私の見方を変えた。タイミングが全てだった。そして、私のチームや、私の人生に多くの時間とエネルギーを費やしてくれた人々に対して、100%献身的に尽くさないというのはフェアではないと思った」
「私はアスリートではなく、アシュレイ・バーティという人間としての次の章に興奮している」
「私は永遠にテニスとつながっている。このスポーツを愛することを決して止めることはないでしょう。テニスボールを打つのもやめることはない。ただ自分のために、自分のキャリアアップのために、自分勝手なことをするつもりもない」
「若い女の子や男の子と一緒に、さまざまな形で貢献することが待ち遠しい。そして、コートに出て姪や甥に教え、私がテニスから受けたのと同じような愛情を彼らに与えることができればと願っている」
「地獄のような旅だった。私(の考え)は何も変わらないし、後悔もない」
バーティはキャリアで2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む15個のタイトルを獲得。今季は、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で1勝目を挙げると、続く全豪オープンでは初優勝を果たすと共にオーストラリア人女性選手として1978年のC・オニール以来44年ぶりのタイトルを掲げていた。
なお、バーティは世界ランク1位でありながら引退した女性選手としては、2008年5月に61週連続1位を記録して引退したJ・エナン(ベルギー)に次いで2人目となった。