ポルトガル・エストリルで開催された「エストリル・オープン」(ATP250/5月1~7日/賞金総額48万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第3シードのジル・ミュラー(ルクセ…

 ポルトガル・エストリルで開催された「エストリル・オープン」(ATP250/5月1~7日/賞金総額48万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第3シードのジル・ミュラー(ルクセンブルク)を6-2 7-6(5)で倒し、優勝を遂げた。

 昨年の決勝で同胞のニコラス・アルマグロ(スペイン)に敗れていたカレーニョ ブスタは、タイブレークで重要なポイントを取り、キャリア3度目のツアー・タイトルを獲得した。カレーニョ ブスタは昨年8月のウィンストンセーラム(ATP250/ハードコート)でツアー初優勝を飾り、同年10月のモスクワ(ATP250/室内ハードコート)で2勝目を挙げていた。

 今回の決勝は世界ランク21位のカレーニョ ブスタにとって、今季2度目。今年2月のリオデジャネイロ(ATP500/クレーコート)でも決勝に進み、ドミニク・ティーム(オーストリア)に敗れていた。

 25歳のカレーニョ ブスタは、初戦で第5シードのトミー・ロブレド(スペイン)、準々決勝でアルマグロ、準決勝で第4シードのダビド・フェレール(スペイン)、そして決勝でミュラーを倒し、この週を通して1セットも落とさなかった。

 33歳のミュラーは今年1月にシドニー(ATP250/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、2度目のタイトルを目指していた。

 カレーニョ・ブスタとミュラーは今週すでに始まっているマドリッド(ATP1000/クレーコート)でプレーする予定となっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「エストリル・オープン」でツアー3勝目を挙げたパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)

Photo: ESTORIL, PORTUGAL - MAY 7: Pablo Carreno Busta celebrates after winning the match point during the Final match between Pablo Carreno Busta from Spain and Gilles Muller from Luxembourg for the Millennium Estoril Open at Clube de Tenis do Estoril on May 7, 2017 in Estoril, Portugal. (Photo by Gualter Fatia/Getty Images)