27日に中京競馬場で行われる第52回・高松宮記念(GI、芝1200m)の過去10…

27日に中京競馬場で行われる第52回・高松宮記念(GI、芝1200m)の過去10年データを紹介する。

昨年、本レース2着、スプリンターズSと香港スプリントでも2着と惜敗続きのレシステンシアに、前哨戦・シルクロードSで重賞4勝目を挙げたメイケイエール、暮れの阪神Cで朝日杯フューチュリティS以来の勝利を飾ったグレナディアガーズら、層の厚い4歳世代が挑む。

ここでは過去10年のデータから、予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。

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■今年は「平穏決着」と判断

過去10年、1番人気【2-1-3-4】、2番人気【3-4-0-3】、3番人気【2-2-3-3】と上位人気はまずまずの結果を残している。しかし、1番人気の優勝は2016年のビッグアーサーまで遡り、昨年2着のレシステンシアで、現在5連敗中。

むしろ2番人気の勢いがあり、昨年のダノンスマッシュ、2018年のファインニードル、12年のカレンチャンと最多3勝。昨年も1番人気のレシステンシアと2番人気のダノンスマッシュが直線で叩き合いを演じて後者がクビ差で、競り勝った。

1番人気で馬券圏外に飛んだ馬を考察すると、2020年12着のタワーオブロンドンは3.8倍、19年4着のダノンスマッシュは2.5倍、18年8着のレッドファルクスは2.3倍、15年12着のストレイトガールは5.1倍。タワーオブロンドンとストレイトガールはオッズから拮抗メンバーだったと言え、加えてタワーオブロンドンとレッドファルクスは差し・追込脚質。脚質傾向の詳細は別コラムに委ねるが、「オッズの拮抗」「差し・追込」の1番人気は危険というわけだ。

今年は先行脚質のレシステンシアが1番人気になりそうだ。1番人気で馬券圏外に飛んだ馬と比べればGI実績は十分で、まず大崩れはないだろう。

また、1番人気が好走した年は平穏決着という傾向もある。レシステンシアが2着の昨年は1着に2番人気のダノンスマッシュでワンツーを決め、レッドファルクスが3着の2017年は2着に2番人気のレッツゴードンキ、ビッグアーサーが優勝した16年は2着に2番人気のミッキーアイル、3着に3番人気のアルビアーノと“ガチガチ”の決着となった。

ロードカナロアが制した2013年も2着は2番人気のドリームバレンチノ、その前年はロードカナロアが3着に敗れるも、優勝は2番人気のカレンチャン、2着は3番人気のサンカルロと、上位人気の決着は多い。

1番人気が上位に食い込むと判断するなら、今年は上位人気を相手に少点数で攻めるのが馬券攻略のカギになりそうだ。

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文・SPREAD編集部