2022年3月21日宇都宮第6回ウィナーズカップG2(最終日)***************3月18日から宇都宮競輪場で開催された「第6回 ウィナーズカップ G2」。500バンクを舞台に、連日熱を帯びた競走が繰り広げられた。最終日は、第9レ…
2022年3月21日宇都宮
第6回ウィナーズカップG2(最終日)
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3月18日から宇都宮競輪場で開催された「第6回 ウィナーズカップ G2」。500バンクを舞台に、連日熱を帯びた競走が繰り広げられた。最終日は、第9レースにガールズケイリンコレクション2022宇都宮ステージが、そして最終・第12レースには決勝戦が行われ、訪れたファンのボルテージを最高潮に上げた。
迎えたウィナーズカップ決勝。強烈な捲りで3連勝の脇本雄太が率いる、GP覇者・古性優作と浅井康太との近畿中部ライン、全日本選抜競輪決勝でも連携してインパクトのある競走を見せた太田竜馬と300勝を優勝で飾りたい松浦悠士に清水裕友が結束する中四国ライン。さらにナショナルチームでともに戦ってきた深谷知広と成田和也のライン、さらに地元から唯一勝ち上がった神山拓弥が激突した。
レースは、先行した太田竜馬の番手から松浦悠士が捲りを打ち、3番手を固めていた清水が鋭く直線を伸びて大会連覇のゴール線を切った。
3日目のレポートはこちら
【最終日・12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/深谷知広(S1・静岡96期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/成田和也(S1・福島88期)
5/脇本雄太(S1・福井94期)
6/神山拓弥(S1・栃木91期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/太田竜馬(S1・徳島109期)
9/浅井康太(S1・三重90期)
【レース展開】
誘導以下、2深谷-4成田、5脇本-1古性-9浅井、8太田-3松浦-7清水、6神山で周回。打鐘で太田が上昇を開始して深谷を抑えると一気にペースを上げて中四国ラインが主導権を握っていく。4番手に単騎の神山、5番手に深谷、7番手に脇本で最終HSを通過。最終BSから松浦が番手捲りを放つと、脇本は快ペースの前に仕掛けきれず。松浦を追走した清水が直線で鋭く差し切って優勝のゴール。見事にウィナーズカップ連覇を達成した。2着は松浦で中国SSのワンツー決着。3着には中団から仕掛けた深谷が入線した。
【ウィナーズカップG2・決勝結果】
2車単7-3 1,400円(5番人気)
3連単7-3-2 10,340円(31番人気)
決まり手:差し-捲り
優勝/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績/特1着・毘6着・準1着・決1着
次走出場予定/平塚G3(4月7日~10日)
太田君が気風(きっぷ)よく行ってくれたし、前を走る2人の強さに尽きます。連日、脇本さんのスピードがすごかったので、飛んでくるんじゃないかと思いながら。まさか優勝できるとは思っていませんでした。昨年のグランプリを走り終わって、気持ちが切れたところがあったのですが、前走の名古屋記念で危機感のようなものが出たので、こんなに早く立て直して優勝できるとは思っていませんでした。またここから、一生懸命できそうです。色々噛み合えば優勝できるとわかったので、次のG1(日本選手権競輪)に向けて、やっていきたいですし、1年間しっかり戦っていきたいと思います。
※ガールズケイリンコレクション2022宇都宮ステージのレポートはこちら
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\最終日注目レース・ピックアップ/
【最終日・3R=S級選抜】
戦いの幅を増やしたい
1着/松井宏佑(S1・神奈川113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
前団まで、だいぶ遠かったですが、なんとか出切ることができた感じです。1走目は、500バンクに対応できなかったところがありますが、2日目はいいレースができたと思います。今日は最後のレースなので、力勝負できればと思っていたので、出し切れたのは良かったです。少しでも戦いの幅を増やしていけたらと思っています。郡司さんなどすごい先輩がいるので、しっかり勉強させてもらいながら挑んでいきたいです。
【最終日・8R=S級特選】
ここから気持ちを切り替え
2着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
隙があったらどこかで仕掛けたいと思っていまし、若い選手に踏み遅れないようにと考えていました。初日、2日目、準決勝も不発で、大して自力を出せなかったので、そういうところが末脚を欠くことになったのかなと思います。レースが終わった後、せっかく計画通りに練習できているのに、それをレースで行動できていない。今日から気持ちを切り替えて心も身体も整えて、地元の記念に備えたいと思います。
【最終日・10R=S級特別優秀】
ゴール前、気力で踏む
1着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
一つ一つのアクションが新田(祐大)はすごいので、ゴール前までに脚力が残っていない感じで、そこを気力で踏みました。この歳になると、きっちり練習をしても上積みが無いくらい、感じられなかったので、レースを走りながらいろいろな部分を磨いていったほうがいいのかなと。歳をとったと感じますし、どれだけ上手く、今の状態をキープできるかということになるのかなと思います。