現在ではGKが11人目のFPとして計算されることはあまり珍しくなく、ビルドアップの起点となること、高いポジションを取って…

現在ではGKが11人目のFPとして計算されることはあまり珍しくなく、ビルドアップの起点となること、高いポジションを取ってボールに関わることが増えてきた。

これは世界のスタンダードとなりつつあり、JリーグでもそのタイプのGKが増えている状況。ボックスを大きく出て、パス回しに参加し、攻撃の起点になることは珍しく無くなってきた。

その走りとも言えるのが、バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアー。元々能力の高かったノイアーだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でさらに凄みを増し、世界最高の“スイーパー”GKとしてその名を広く轟かせた。

ビルドアップへの参加や高い精度のキックで攻撃の起点になるだけでなく、時には広大なスペースに抜け出た相手選手をスライディングタックルで止めるなど、本物の“スイーパー”になりつつある。

ケガの影響などもあり、一時期はそのパフォーマンスに翳りが見えたが、現在は復調。そのノイアーが、改めてらしさを見せつけるシーンがあった。

バイエルンは19日、ブンデスリーガ第27節でウニオン・ベルリンと対戦。試合は4-0でバイエルンが圧倒。ノイアーはクリーンシート達成に貢献しただけでなく、ブンデスリーガの勝利数を「311」に伸ばし、ドイツのレジェンドであるオリヴァー・カーン氏の記録を塗り替えることとなった。

メモリアルなゲームとなった一戦だが、その試合でもノイアーはらしさを見せた。87分、ノイアーは大きくボックスを飛び出しボールをキープ。右サイドでボールを拾うと、逆サイドへとフィードを送っていた。

このシーン、最終ラインがハイラインを敷いているかと思いきや、3人のDFはノイアーよりも後方にいるという謎の現象が起こっているのだ。

敵陣から裏へ蹴られたロングボールをボックス外を飛び出して処理したノイアー。そして何事もなかったかのように、サイドチェンジを正確に行った。

偉大な記録を樹立したノイアーだが、まだまだその異質さも健在。今後もさらに勝利を重ねていくことになりそうだ。

【動画】何故そこにGKが?しかも正確すぎるサイドチェンジも

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